先生が開口一番に「大変申し訳ありません!」
息子が5歳のときのお話です。仕事中、保育園から私の携帯電話に電話がかかってきました。熱でも出たのかな? と思いながら電話に出ると、保育園の先生がいきなり「お母さん、大変申し訳ありません!」と深刻そうに言ったのです。いつもと違う先生の様子に、息子に何が起きたの? と私は一気に不安になりました。
「先生、どうされました?」と私が聞くと、「それが……息子さんがトイレに行ったとき、お友だちにうしろから押されて便器のフチに前歯を強く打ってしまって……ひどく出血してしまいました……」と言うのです! 話を聞いた私は、え!? 息子は大丈夫なの? と恐怖で青ざめました。先生は続けて「息子さんは泣き止んで出血も落ち着いていますが、歯科医院で診察してもらうため、連れて行っても大丈夫でしょうか?」と言われたので、「はい、よろしくお願いします」と返答。
私は仕事を早退し、急いで歯科医院へ駆け付けました。幸いにも、息子の前歯は神経まで損傷しておらず、永久歯にも影響はないでしょうとのこと。息子のお友だちのママからもすぐに謝罪していただき、ひとまず安堵して家に帰宅したのでした。
子どもの力だとしても、このような大けがにつながることが衝撃だったと同時に、おそろしくもなった出来事でした。けがにつながるリスクのある場面を、いつも先生が見てくれているとは限りません。事前に防ぐことはなかなか難しいかもしれませんが、息子が加害者にならないよう、日ごろからしてはいけないことを伝えていきたいと思います。
著者:秋山みづき/30代女性・主婦。おだやかな9歳の長男と、パワフルすぎる2歳の次男を育てるズボラママ。家事育児は手を抜きながら、家族が楽しく過ごすことを目標にしている。ヨガを習いたいと思いつつ1日が終わる今日このごろ。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています