お酢でほろっ!絶品スペアリブを作ってみた
今回ご紹介するのは、NHK『きょうの料理』で土井善晴さんが紹介されていた「スペアリブの酢煮」。
お酢で煮ることでさっぱりと仕上がり、しかもほろほろにやわらかくなるというから、食いしん坊の私としてはたまりません。
「え、こんなに簡単なのに本格派?」と驚いた、旨みたっぷりの酢煮をお届けします!
土井善晴さん「スペアリブの酢煮」のレシピ

しょうゆの準備を忘れていたので、卒業式の写真方式でお届けしています(笑)。
材料(4人分)
・豚スペアリブ…450g
・削り節…1つかみ
・塩…少々
・黒こしょう(粗びき)…適量
【A】
・米酢…1カップ
・水…1カップ
・はちみつ…50g
・しょうゆ…小さじ2
※1歳未満の乳児にはちみつを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。
作り方①鍋に肉と煮汁の材料を入れる

鍋にスペアリブと【A】の材料を入れます。
お肉を煮込むときって、下ゆでが必要だったりするのでは!?と思うのですが、下ゆでや焼き色付けなしの、いきなり全部入れてOKという潔さが、土井先生らしくて大好きです。
(ちなみに、土井先生の「一汁一菜、ええことだらけですわ」の名言はズボラ主婦にとっての金言です♡)
作り方②スペアリブを煮る

①の鍋を火にかけ、強火で煮込みます。煮立ってアクが出てきたら取りつつ、強めの中火で煮ます。
調理師的なアドバイスをすると、肉を煮るときにアクを丁寧に取ることで、仕上がりの味がぐっとクリアになります。ズボラではありますが、ここは少しだけ気を付けているポイントです♪
15分程煮込んで、煮汁がトロリとしてきたらOKです。
作り方③削り節をからいりする

別の鍋を準備し、削り節を弱~中火でからいりします。
削り節は薄いので、あまり火が強いとすぐに焦げてしまうので要注意。
全体が熱くなって、香ばしい匂いがたってきたら紙の上に取り出し冷ましておきます。

今回は、キッチンペーパーの上に取り出しておきました。
削り節のからいりは、香ばしさやパリパリ感を出すための調理法ですが、だしを取った後の厚削りを使って、そのままおつまみにしたり、細かく砕いてふりかけの材料にしてもおいしいですよ。
作り方④削り節を加える

②の煮汁が少し残るくらいまで煮たら、ペーパーにあげておいた③をほぐし入れてからめます。
しっかりからまったところに、塩と黒こしょう適量をふったら完成です。
お酢を入れての煮込み始めは、酸っぱい匂いがたちあがっていたので「酸っぱく仕上がる?」と思いましたが心配は無用でした。
火にかけているうちに酸味はまろやかになり、肉の旨みと調味料がしっかり染み込んでコクのある優しい味わいに仕上がりました♪
罪悪感ゼロでパクパク食べられる、最高の仕上がり

しっかり食べ応えがありつつ、後味がさっぱりしているので、罪悪感なくパクパク食べられます。
白ごはんにも合うけれど、酢で煮込んだ深みもあり、これはビールとの相性が最高!!
さらに、冷めてもおいしいのでたくさん作って作り置きにも最適♪翌日食べたら、味がよりしみてさらにおいしくなっていました。
スペアリブって調理に手間がかかりそうなイメージでしたが、材料を入れて放置するだけでこんなにおいしいスペアリブができ上がるなんてびっくりです。
土井先生が「手を汚して行儀悪く食べてな~(笑)」と笑顔で言っている姿が浮かんできそうなこちらのレシピ。

土井先生の言いつけどおり、手に持ってパクパク♡土井先生大好き~!
簡単サッパリ、おいしい!控えめに言って最高でしたので、ぜひチャレンジしてみてください♪