鉄棒で逆上がりの練習中、そうちゃんはこれまで一度もできなかった技「つばめ」が偶然にも成功。
しかし、それを見た松長先生は「今それ、やれって言うたか!?」と声を荒らげ、そうちゃんは明らかに傷付いた表情を浮かべます。
絶対に傷付いたはずなのに、息子は無理に笑顔を見せ…






















“習い事にはやめるという選択肢がある”と知ったそうちゃんは「やめたい……!」。
きりぷちさんは息子の気持ちを受け入れ、体操クラブをやめさせることにしたのでした。
「この子は習い事は『やめることもできる』という選択肢すら、わかっていない」——。きりぷちさんの言葉にハッとさせられた人もいるのではないでしょうか?
自分で考えて行動することが難しい小さな子どもにとって、ママやパパから言われたことが一番の頼りであり道標。親から習い事に通う道を示されたことで、そうちゃんにとってはそれが強制ではなかったにせよ、「続けなくてはいけないもの」だったのかもしれません。
だからこそ、習い事を始めてからも親のサポートを大切にしたいものです。「やってみよう」と背中を押すだけで終わらず、わが子が本当に楽しめているのか、無理をしていないか、その心の内を汲み取り、負担が大きそうなときには手を差し伸べられる存在でありたいですね。
きりぷち
