朝は忙しくてバタバタ……お子さんやパパに食べてもらうのがやっとで、自分は食事を抜きがちになっている……なんてことはありませんか?
もしかしたら、朝食を食べていない分、ダイエットにつながっているのかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は逆効果なんですよ。
朝食を抜くと太りやすい?
朝食を摂らない人は、摂る人に比べて5倍も太りやすいと言われているんです。
これはどういうことかというと……自律神経をコントロールしてくれている体内時計が乱れてしまうことが原因にあげられています。
自律神経ってどんなもの?
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つの神経から成り立っており、
・日中は交感神経が中心となって働き、エネルギー消費を高める
・夜は副交感神経に切り替わって省エネモードにして疲れた体を回復させる
という働きがあるのですが、体内時計がくるってしまうと、この働きがうまくいかなくなってしまうのです。
日中のエネルギー消費を高めるためにも、この働きをスムーズにしてあげられるようにするのがカギ!
ご自身で体をサポートしてあげると良いですね。
自律神経の働きをよくするコツは…
・太陽の光を浴びる
・朝ごはんを起床後2時間以内に食べる
こうすることで、体内時計の乱れを防げて交感神経を活発にできると言われています。
もし朝ごはんを摂られていなければ、手軽に食べられる果物や野菜ジュースなどを口にすることからスタートしてみてはいかがでしょうか?
インスタントのお味噌汁なら手軽なうえ、低くなっている体温を上げ、体を温めることにも繋がりますよ。具が少なければ豆腐を切って入れても良し♪
ご自身が食べたいものから試してみてくださいね。
著者:横川仁美
著食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表。
管理栄養士を取得後、保健指導や重症化予防、ダイエットサポート、電話相談のカウンセリング等を通して、のべ2000人の方の食のアドバイスに携わる。現在は、ママや子どもの健康サポートに力を入れながら、コラム執筆・監修、レシピ作成、オンラインでのダイエットカウンセリングを中心に活動中。目の前の人の「今」、そして「これから」を大切にした食の提案を目指している。