お食事にはご飯、おかず、味噌汁などを用意するけれど、ダイエットにはどれから食べ始めれば良いのかなとお考えの方は必見! お味噌汁を先に飲むだけで痩せ体質になり、体脂肪の蓄積予防が期待できますよ。
ダイエットで押さえておきたい、血糖値を急にあげない食べ方
お食事を摂ると血糖値が上がりますが、この血糖値が急激に上がり過ぎると、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが大量に分泌されてしまうのです。
これは早く血糖値を下げるためです。
インスリンは血糖値を下げる役割もありますが、余った糖を脂肪に変えて脂肪細胞に蓄える働きもあるため、大量に分泌されると太りやすくなってしまうんです。だから糖尿病の人に限らず、血糖値をコントロールすることは体脂肪をつきにくくするために大切なんですね。
具体的には、どうすれば血糖値の急上昇を予防できるのでしょうか?
・早食いを予防する
・食物繊維を多く含んだものから食べる
まずはこの2点を意識してみましょう。
お味噌汁ファーストなら早食い予防も食物繊維を摂ることも♪
温かいお味噌汁は、フーフーしないといけないので、自然と早食い防止になるんです。体を温めることにも繋がるので、消化を良くすることにも役立ちますね。さらに野菜を多く含んだお味噌汁なら、食物繊維の影響で糖や脂質の吸収をゆるやかにもしてくれます。
でも今は暑い季節になってきたので、お味噌汁の頻度が減りがちに。冷たいものばかりになってきたら、意識してお味噌汁をつけてみたり、早食いになり過ぎたりしていないか?など見直してみるのは良いですね。
私はどうしても食べる気がしないな……と思わない限り、季節に関わらずお味噌汁をつけています。ご自身の体調に合わせて、食べてみてくださいね。
汁ものを口にしたら次に食べるのは…
副菜(サラダ、煮物)→主菜(肉、魚)→炭水化物(ご飯、パン)の順に食べると、食後血糖値を最も抑えることができると言われています。
野菜のおかずを2/3ほど食べたらすべて一つひとつ食べきるのではなく、三角食べを意識していきましょう。時々味噌汁で口を潤していきます。こうすることで、箸につきやすいご飯粒も汁物の水分で取れやすくなりますよ。
おかず系は濃い味つけのものも多く、味をしっかり感じることができるので一時の満足感を得ることができますが、慣れてしまうと塩分過多に。ごはんのほのかな甘みが、濃い味に慣れすぎないようサポートしてくれます。
いかがでしたか?
何か一つでも気づきがあれば、うれしいです。
今日もお味噌汁をつけたお食事で子育て中でも痩せやすい体を叶えていきましょう。
著者:横川仁美
食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表。
管理栄養士を取得後、保健指導や重症化予防、ダイエットサポート、電話相談のカウンセリング等を通して、のべ2000人の方の食のアドバイスに携わる。現在は、ママや子どもの健康サポートに力を入れながら、コラム執筆・監修、レシピ作成、オンラインでのダイエットカウンセリングを中心に活動中。目の前の人の「今」、そして「これから」を大切にした食の提案を目指している。