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「体型が変わり着る服がない!」出産後、ファッション迷子に陥ったママの決断は

36歳で娘を出産したときの話です。出産前までは「細い」と言われることが多く、どちらかと言えば華奢な体型だった私。主にズボンスタイルを好み、キレイめなアイテムを選ぶ傾向にありました。しかし、出産後に体型が大きく変化したことで、以前の洋服が似合わなくなってしまったのです……。

 

ウエストサイズがアップ!体重も戻らない

娘を妊娠して、おなかが目立つようになってからはワンピースやマタニティ用ズボンなどを着用していました。それまでワンピースを着ることがほとんどなかった私は、自分の服装に違和感を抱くこともありましたが、「今はファッションより赤ちゃんを無事に出産することが大事」と言い聞かせ、出産した後に好きなだけファッションを楽しもうと、考えていました。

 

しかし、出産した後も体重はなかなか元に戻りません。しかも、骨盤が緩んだせいか以前よりウエストサイズがアップしてしまい、出産前に着用していたズボンが入らなくなってしまったのです。そのため、骨盤ベルトの着用を始め、気長に体型が戻るのを待つことに。

 

ストレスで暴飲暴食したくなることもありましたが、なるべく食事にも気を付けるようにしました。そして4カ月後、産後のポッコリおなかはだいぶマシになり、出産前にはいていたズボンも何とか入るようになったのでした。

 

「あれっ?」ウエストだけじゃなかった…

体型が戻ったことで浮かれていた私。そのころ季節は冬へと移り変わり、だいぶ寒くなっていました。「やっとお気に入りのコートが着られる」と、出産前に着用していたお気に入りのコートを引っ張り出して試着しようとすると……。「めっちゃきつい」と、思わず私はつぶやいてしまいました。

 

何とか着ることはできたものの、まったく余裕のない状態です。コートを着用した姿を夫に見せると、「うん、すごいパツパツだね。すぐに買い替えたほうがいいよ!」とあっさり言われてしまいました。

 

そう、体型変化が起きたのはウエスト周りだけではなかったのです。娘を出産してから4カ月。よく泣き、抱っこが大好きな子だったため、外出時はもちろん家の中でも抱っこをすることが多くなっていました。そのせいで、腕や胸などにたくましい「抱っこ筋」が付き、上半身が以前よりがっしりしていたのです。

 

ウエスト周りの変化ばかりに気を取られていた私は、上半身の体型変化にまるで気付かず……。出産前には、キレイめ系ファッションを好んでいましたが、産後の体型変化や疲れ顔のせいもあって、以前の洋服が軒並み似合わなくなってしまいました。

 

 

母がズバリ断言!変化を受け入れるとき…

その後、近所のスーパーや子育て支援センターに行くときは、手持ちの洋服で何とかやり繰りしていました。しかし問題は、超ゆるいご近所スタイルというわけにはいかない、帰省や友人に会うときです。

 

何を着たらいいのか迷い、お出かけ前にクローゼットの前でぼうぜんとすることも多々ありました。私は困り果て、実母に体型が変わって服装に悩んでいることを相談。すると「私も出産してから太ったよ~。あんたの年齢なら、出産前の体型にはもう戻らないかもしれないし、さっさと服を買い替えたほうがいいよ」と、ズバリ断言されてしまったのです。

 

「そうか、これは服装を変えるしかないか……」私は落胆しつつ、サイズアウトしてしまった洋服を処分し、今後はこれまで好んでいたキレイめファッションからカジュアル路線にシフトすることを決断。ネットでいくつかのカジュアルブランドをチェックし、体型に合った手入れのしやすいアウターやトップス、ズボンをいくつか新調しました。

 

それからは、ゆるいカジュアルルックやキレイめのカジュアルアイテムを取り入れるなど、育児をしながら無理なくおしゃれを楽しんでいます。その結果、ファッション迷子になることも少なくなりました。

 

まとめ

出産や育児によって私の体型は以前よりたくましくなってしまいましたが、「抱っこ筋」は私の勲章です。出産前の洋服を着るために、本格的なダイエットをするという選択肢もあったかもしれません。しかし、生後4カ月の子どもを育てながら取り組む気にはなれませんでした。

 

以前着用していたようなキレイめアイテムに憧れることもありますが、それは娘がもう少し大きくなってからのお楽しみにしようと思っています。ライフスタイルの変化によってファッションもアップデートしていかなければいけないと感じた出来事でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:やまもと ひなた/30代女性。理屈っぽい夫と現在2歳になる娘の3人家族。高齢出産だったこともあり、元気いっぱいな娘の育児にヘトヘト。今年から健康のために青汁を飲んでいます。

イラスト/ののぱ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

 

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