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「どっちが上かわかったでしょ?」マウントする隣人ママのひと言に、私が苦笑いで返したワケ

私は35歳の専業主婦です。会社員の夫と、幼稚園年長の娘と3人で、最近とある住宅地に引っ越してきました。新築の一戸建てを購入し、心機一転の新生活を始めたのですが……。引っ越し早々、向かいに住む奥様が、なかなか強烈な“ボスママ”タイプだとわかってしまったのです。

 

娘の個性が注目を集めてしまい…

新しい幼稚園では、娘の知識量や読書好きな一面が、思いのほか目立ってしまいました。5歳ながら科学系の本を好み、とんちクイズや知識問題でも、大人向けの内容をスラスラ答えてしまうこともあります。

 

それを見て、同じクラスに息子さんが通う隣人のA子さんは、「あなたの娘が天才? それはさすがに言い過ぎじゃない?」と、笑いながらも即座に否定してきました。

 

同じクラスということもあり、最初は仲良くできたらと思っていたのですが、その反応に少し違和感を覚えました。

 

「うちの子のほうが上」発言が続くように

それ以降、A子さんは何かにつけて「うちのB太くんなら、もっとできるわよ」「やっぱり男の子のほうが賢いのよね」と、比較するような発言を繰り返すようになりました。

 

次第に、こちらが距離を置いても一方的な言動は止まず、周囲のママたちの間でも、あまり良い評判は聞かれませんでした。

 

あるときは、「お宅の娘さん、お辞儀の仕方がちょっと雑よね」「あいさつの声、大きすぎない?」と、必要以上に細かい点を指摘されることも。

 

私たちはトラブルを避けるため、できるだけ関わらず、静かにやり過ごしていました。

 

 

事実と違う話まで広がり始めて…

さらに困ったのは、事実とは異なる話が広まったことです。娘がB太くんのキーホルダーを「盗んだ」と言われたことがありましたが、実際は落ちていたものを拾い、先生を介して翌日返そうとしていただけでした。

 

また、私が回覧板を故意に回さなかったと言われたこともありますが、実際には訪ねた際に留守だったため、後で再訪しようと思っていただけでした。

 

こうした出来事が重なり、私たちは精神的に疲れていきました。

 

私立合格報告と、思わず返したひと言

A子さんは、息子さんの有名私立合格に強いこだわりを持っている様子でした。塾や受験対策にかなり力を入れていることも、近所では知られていました。

 

春になり、ある朝、門の前で呼び止められ、「息子が有名私立に合格したの!」と、満面の笑みで報告されました。さらに、「これで、どっちの子が上かわかったでしょ?」と言われ、私は思わず苦笑してしまいました。

 

その場で、静かに「それだけ準備されたなら、成果が出てよかったですね」とだけ返すと、A子さんは一瞬言葉に詰まったようでした。

 

偶然知ってしまった“裏側”

実は数カ月前、私はある出来事に気付いていました。夫がネットで購入した中古の腕時計が、以前、A子さんの夫・C也さんが大切にしていたものと、どこか似ているように感じたのです。幼稚園の行事で一度その時計のデザインを褒めたことがあり、特徴的だったため印象に残っていました。

 

ちょうどそのころ、A子さんが受験に向けて何かと出費が増えている様子だったこともあり、私は「気のせいだろうか」と思いつつも、後日C也さんにそれとなく話を振ってみました。

 

すると、詳しい経緯まではわからないものの、本人の認識とは異なる形で、いくつかの私物が手元を離れていたことがわかったそうです。腕時計のほかにも、万年筆や衣類などが含まれていたと聞きました。

 

家庭内のやりとりについて私が知る立場ではありませんが、その出来事をきっかけに、夫婦関係は次第に難しい状況になっていったようです。

 

子どもの気持ちを最優先にした選択

騒動の後、わが家の周囲は驚くほど静かになりました。娘は小学校に進学し、B太くんも同じ公立小学校に通っています。C也さんが息子さんの気持ちを聞いたところ、「友だちと一緒の学校がいい」と話したそうです。

 

その話を聞き、私は改めて思いました。子どもの価値は、学歴や親の見栄で決まるものではありません。大人の承認欲求ではなく、子ども自身の気持ちを尊重することが、何より大切なのだと。

 

A子さんの状況を思うと、気の毒な面もありますが、これまでの行動が結果につながった部分も否定できません。いつか自分の在り方を見つめ直し、家族それぞれが穏やかな関係を築ける日が来ることを、心から願っています。

 

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子どものためと言いながら、実は自分の見栄を優先してしまう――そんな行動が、家族や周囲との信頼関係を崩してしまうこともあります。子どもがのびのびと成長できる環境をつくるためにも、大人自身が誠実で思いやりある姿勢を忘れずにいたいですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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