分け目の白髪隠しに限界を感じて
最初は、気になる生え際にポイントで使う「白髪隠し」を塗ることで対策をしていました。これがなかなかの優れもので、サッと塗るだけで鏡に映る自分の印象がガラリと変わるのです。「これならいける!」と、毎朝の悪あがきを楽しんでさえいました。
ところがしばらくすると、ポイントだけでは隠しきれない量に増殖。美容室に行く時間も確保できず、市販の白髪染めで自宅で全体を染めてみることに。思いの外黒くしっかり染まり、そのときは「やっぱり染めると若返るわ」なんてホッとしたものです。
良かれと思ったヘナカラーへの切り替え
市販の白髪染めを何度か使用してから数カ月後。髪の毛のパサつきが気になり始めました。さらに根元から3cmほど白いものが伸びてきたタイミングで、天然成分で染める「ヘナカラー」を扱っている美容室を予約したのです。
意気揚々と美容室へ行き、カウンセリングの席に着きました。担当してくれた美容師さんに「前回は自宅で市販のカラー剤を使って染めました」と伝えた瞬間、美容師さんの表情が少し曇ったような気がしました。そして、私の髪をじっくりと観察しながら、予想外の言葉を口にしたのです。その説明を聞いて、私は自分の安易な判断を少し後悔することになりました。
プロの誠実なアドバイスと癒やしの時間
「ご自宅で染めてからまだ2カ月ほどですよね。今の状態でヘナカラーをしても、髪に色がきれいに入らない可能性が高いです」
美容師さんはとても丁寧に説明してくれました。市販のカラー剤は使い始めこそきれいだけれど、髪への負担が大きいこと。そして、その成分が残っている状態でヘナを重ねても、ムラになったり、期待する色にならなかったりして、結果的に私が損をしてしまうこと。
「せっかく来ていただいたのに申し訳ないですが、今日は染めるのを我慢して、カットとケアに専念したほうが良い結果になりますよ」
利益を優先して「言われた通りに染める」お店も多い中で、リスクをきちんと説明して施術を止めてくれた誠実さに、私は心から信頼できると感じました。
その日はカラーを諦め、カットとヘッドスパをお願いすることに。白髪はまだ残っていますが、プロの手によるヘッドスパは極上の気持ち良さ。頭皮がほぐれると同時に、焦っていた心まで癒やされるような時間を過ごすことができました。
まとめ
白髪が目立つとつい「今すぐなんとかしたい!」と焦ってしまいますが、長い目で見れば髪の健康を守ることのほうが大切だと気付かされました。信頼できる美容師さんに出会えたおかげで、ヘナカラーができる状態になるまで、しばらくはヘアケアを頑張りながら待とうと思います。自分の髪と丁寧に向き合う時間は、意外と悪くないものです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:岩下カナコ/40代女性。2015年生まれの娘、2017年生まれの息子、2019年生まれの双子の息子たち4児の母。育児に癒やされたり疲れたり、時には自己嫌悪したり。そんな日々を送っている。
イラスト/山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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