わが家の2人の子どもたちは、新生児期は寝ていることが多く、おむつが快適でおなかが満たされていればほとんど起きることはありませんでした。しかし生後2カ月を過ぎると、いわゆる「たそがれ泣き」をするようになったのです。そんなときママ友に教えてもらった方法をいろいろ試し、わが子にぴったりだった寝かしつけ方を見つけたのです!
あまり泣くことがなかった新生児期
初めての育児が始まる前は、「赤ちゃんはいっぱい泣くんだろうな~。ちゃんとお世話できるかな~」と予想して、ドキドキしていました。しかしフタを開けてみれば、おむつが濡れていたり空腹状態だったりしなければ、新生児期の長女や次女はほとんど眠っていて泣くことがありませんでした。
「意外と育児はラクなのかもしれない」と思い始めた矢先、生後2カ月過ぎて体力がついてきたためか、起きている時間が少しずつ長くなり、それとともに泣くことが増えていったのです。
先輩ママに教わった寝かしつけアレコレ
長女が幼稚園に行っている間に、週1回次女を連れて近隣の育児サークルへ遊びに行くのですが、そのとき寝かしつけについて聞いてみたところ、さまざまな方法が話題になりました。
というのも、月齢や年齢によって効果がありそうな方法がそれぞれ違っているようなのです。赤ちゃんのころならベビーメリーやホワイトノイズ、添い乳がいいけれど、1歳を過ぎると絵本の読み聞かせやストーリーテリングがいいそうです。
2歳を過ぎると「寝る前にトイレ行こうね。トイレ終わったら眠たくなるからね。トイレにもおやすみ言おうね」と入眠儀式を習慣づけておく、などなど……。
わが子にぴったりの寝かしつけ方を発見!
生後2カ月の次女の寝かしつけで効果てきめんだったのは、抱っこして歩き回る方法です。抱っこした状態で、リビング、キッチン、和室など家の中のあちこちをグルグルと歩き回ると5分くらいで泣き声はやみ、ギュッと握っていた手はだら~んと脱力して寝息が聞こえてきました。
教えてくれたママさん曰く、母猫が子猫を口にくわえて移動するときに、暴れている子猫はあまり見かけないのと同様に、動物には移動中にリラックスする本能(輸送反応)があるのだそうです。とにかく、わが子にはぴったりの方法でした。(※)
教えてもらった方法のすべてがうまくいったわけでありません。胎児のころに聞いていた音に近いザーッというホワイトノイズを聞かせる方法は、わが子にはあまり効果がありませんでした。これからも子どもたちの成長段階に合わせて、ぴったりの寝かしつけ方を見つけたいと思います。
著者:柴崎諒子
2016年2月長女、2019年2月次女を出産。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。
※参考:ベビーカレンダー「スクワットで赤ちゃんが泣き止むのは「本能」ってホント?!」