子どもの成長は本当にあっという間。かわいい小さな手もすぐに大きくなってしまいます。そこで3児の母である私がしてよかったと思っているのが、食器や紙に手形を残したことです。よりリーズナブルに済ませるため、100円ショップにある商品を使った手形アートも紹介します。
実用的で長く使える手形入り食器
第2子が生まれたとき、近所の方に「子どもはあっという間に大きくなってしまうから、何か形に残しておくといいよ」と言われ、食器を作りました。作ったときはあまりわからない月齢でしたが、今は6歳と4歳となり、誕生日ケーキをそのお皿に乗せて出すたびに「わぁ~! こんなに小さかったんだー!」とニコニコになります。
最近では電子レンジで絵付けができる「らくやきマーカー」というものがあり、無地の食器を買って絵付けなんていうこともできるようです。子どもがお昼寝したときやちょっと疲れたときには、夫が絵付けしてくれたマグカップでお茶を飲みます。「大変だけどやっぱりわが子はかわいいな、この人と結婚してよかったな」と思って笑顔になれます。
育児の合間のリフレッシュにも!
大好きなわが子の手形や足形で作品をつくることは、私にとってリフレッシュにもなっています。「手形は何に見えるかな、並べてみたらどうだろう」と想像するのがとても楽しいです。
手形を取る材料の1つは「水彩絵の具」で、マットな仕上がりになります。手に絵の具をべったり付けるので、手を洗うときに水道が汚れたりして後片付けが少し大変でした。
2つ目に試したのは「キットパス」。主原料は化粧品に使われているパラフィンで、子どもにも安心だと商品のホームページで紹介されていました。濡れたぞうきんで拭けばほとんど落ち、淡い感じの色合いで癒されます。子どもと一緒に作ったものを廊下に飾っています。
100均グッズでウェルカムボードも!
お金をかけずにかわいくて、片付けもラクにできるものを……と思っていたときに見つけたのが100均のスタンプ台です。子ども3人分の手形・足形をとり、長男がお絵かきをして、玄関先に飾るウェルカムボードのようなものを作りました。
「キットパス」のような淡いグラデーションもばっちり。手足の汚れはせっけんで洗えばきちんと落ちました。ウェットティッシュでも汚れがほとんどとれたので、絵の具より断然ラクです。
家に入ってすぐ目に入る手形のウェルカムボード。子どもの年齢が上がると一緒に作品を作ることもでき、また違った楽しみ方もあるんだなと感じています。
子どもの成長はあっという間。大好きなわが子の手形や足形で作品をつくることは、母としての成長記録にもなっていると感じます。これからも、子どもの月齢や予算に見合った方法で、家族や子どもの成長を記録していきたいと思います。
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。絵の具・キットパス・スタンプ台などで遊ぶ際は誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間は、絵の具のついた手を口に持っていかないよう、そばで見守るようにしましょう。手形や足形をとったらすぐに洗い流すようにしましょう。
著者:小林まり
6歳、4歳、1歳の母で第4子妊娠中。元小学校教員。現在は保育士試験に向けて勉強しながら、ベビーシッターなどの育児支援、音楽教室講師をしている。夫は出張も多いNPO職員で、ワンオペ育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。