初めての義実家滞在で知った『義実家ルール』
結婚して初めて、義実家に泊まりに行ったときのことです。慣れない環境での食事は、おいしいけれどどこか緊張しっぱなし。私は「少しでも動いて、お手伝いをしなくては!」とプレッシャーを感じていたのです。
食後、お皿を下げようとしたときです。その瞬間、お義母さんからピシャリと放たれた言葉に驚きました。
「うちにはルールがあるの。座っていてくれる? 嫁は手伝わないのが、うちのルールだから」
何か失礼なことをしてしまったのだろうかと、一瞬で不安がこみ上げました。私の実家では、食後は全員で片付けるのが当たり前だったからです。恐る恐る理由を尋ねると、お義母さんは穏やかにこう教えてくれました。
「せっかく来てくれた家族に、気を遣わせたくないの。それにね、キッチンって自分の使い勝手があるでしょ? 他の人に触られると、かえって落ち着かなくなっちゃうから、ゆっくりしてね」
その言葉を聞いて、私はふっと肩の力が抜けました。「気を遣わせたくない」というやさしさだけでなく、「自分の聖域を守りたい」というお義母さんの本音が見えた気がしたからです。無理に手伝おうとすることが、必ずしも相手にとっての正解ではないのだと気づきました。
その代わり、翌朝に玄関先やお庭をほうきで掃いたり、重い荷物を持つのを代わったり。お義母さんのテリトリーを邪魔しない範囲で、自分なりにできることを見つけるようになりました。
最初は「本当にいいのかな……」とソワソワしてしまいましたが、今ではその言葉に甘えて、リラックスさせてもらっています。家族だからこそお手伝いが必要な家もあれば、適度な距離を保つことが思いやりになる家もある。ちょうどいい距離感の形は家庭によっていろいろなのだと実感しています。
著者:山田ちか/20代女性/夫と2人で暮らしている。夫婦ともに旅行好き
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年月)
※AI生成画像を使用しています
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