義父の遺産が120万……!?
しかし実際に開示された遺産は、預金が約120万円のみだったのです。予想外の金額に義母も「こんなに少ないなんて……」と驚いていました。さらに、長男夫婦が「絶対におかしい!なんでこんなに少ないんだ!?」と声を荒げ、場の空気が一気に険悪になりました。後日、義母が義父の通帳を整理していたところ、生前に義父が次男夫婦に住宅購入のため200万円を援助していたことが判明したのです。何も聞かされていなかった義母は「言ってくれればよかったのに……」と落ち込んでいました。そして、事情を知った長男夫婦も複雑な表情でした。
今回の出来事を通して、相続は蓋を開けてみるまで、実際にいくらあるのかわからないものだと感じました。
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最終的には、義母の希望で遺産は全額義母が引き継ぐ形になり、きょうだい間の争いは避けられました。この経験から、相続は事前の情報共有がいかに大切かを学びました。相続は、金額だけの問題ではなく、そこに絡む感情まで含めて考えなければならないと感じました。
著者:佐伯美穂/30代女性・パート/1歳の男の子を育てる母です。現在は事務のパートとして働きながら、家事と育児の両立に励んでいます。家族で過ごす時間を大切にしています。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)