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「敵しかいない」発熱間もない息子を預けようとするママ→冷たい視線を浴びせられ、擁護の声もなく…? #保護者支援もアンタ達の仕事でしょ? 14

「保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?」第14話。音喜多あいかは独立を夢見ながらエステサロンに勤める1児のママ。息子のはるとくんは保育園に通っていますが、保育時間の規定を超えて子どもを預け、休日保育の利用も頻繁。さらには、はるとくんの発熱を知らせるべく、あいかの携帯や職場に電話しても連絡がとれず、父親に連絡してもお迎えに来る気は皆無。規定の保育時間を大幅に過ぎたころ、ようやくあいかがお迎えに現れたのです。

次の日、解熱後24時間は登園を控えるという感染症対策のルールのもと、はるとくんは欠席。その翌日に登園するも熱がぶり返し、保育園があいかに連絡すると意外にもすぐにお迎えに来ますが、病院の受診を勧める先生に逆ギレ。その次の日、本来は登園を控えるべきなのにもかかわらず、あいかははるとくんを連れて保育園に現れます。

「はるとくん、昨日お熱出て早退したんじゃ……」と驚く先生を尻目に、あいかは「今日はどうしても仕事行きたいんです。預かってください」と無理強い。

 

すると、そこに居合わせた保護者から厳しい言葉を投げかけられます。

 

緊迫した空気が漂うなか、子どもたちが続々と登園してきて…?

保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?/まえだ永吉

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保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?/まえだ永吉

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感染症対策のルールを無視しようとするあいかに対し、居合わせた保護者も保育園の先生も毅然とした態度……。

 

周囲の視線がいっせいに集まりますが、あいかを擁護する声は上がらず、「私の周りには敵しかいない」と感じたあいかは何も言葉を発することなく、保育園を後にするのでした。

 

 

シーンと緊迫した空気のなか、周囲の視線をいっせいに浴びせられる……。あいかもつらかったことでしょう。とはいえ、擁護の声が上がらなかったのも仕方ありません。あいかに厳しい指摘をしたママの言葉も保育園の先生の言葉も、まさに正論です。

 

ただ、厳しい表情を浮かべながらも、「できればお預かりして力になってあげたいのですが……」と保育園の佐田先生。佐田先生の言葉にウソはなく、この状況を変えることはできないけれど、少しでもあいかに寄り添いたいという気持ちの表れではないでしょうか?

 

自分に非があるとはいえ、厳しく責め立てられ、何も言葉を返せない姿を周りの人たちから凝視されている——。あいかが心を閉ざしてしまうのも理解できますが、こうした状況になる前に、自分が抱えている悩みや葛藤を誰かに打ち明けることも大切です。

 

児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」も、その1つ。「虐待」という単語にハードルを感じる人もいると思いますが、ここに電話をかけると近隣の児童相談所につながり、匿名で育児の相談をすることができます。また、各自治体が設置している子育て支援課や子ども家庭支援センターでも相談を受け付けているほか、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用し、子ども家庭庁が運営する「親子のための相談LINE」という相談窓口も。

 

こうしたサービスの利用は子どものためであり、同時に親自身のためのもの。「ちょっとつらいかも……」と感じたときにはためらわず利用し、自分の気持ちを率直に打ち明けることで、心のゆとりを取り戻すきっかけになるかもしれません。

 

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターまえだ永吉

    1988年生まれ。石川県能登半島で暮らす日々や体験談をもとに、マンガを描いています。電子書籍『令和6年能登半島地震体験記』(KADOKAWA)が発売中。

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