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「正直、キャンプとか無理w」キャンプデートをドタキャンされ、そのまま破局。絶望していたら…

結婚前提で付き合っていた同僚の彼女と、キャンプデートへ出かける予定だった日。結果的に彼女は現れず、その日僕は彼女に「キャンプとか無理」と笑われフラれてしまいました。失意のままひとりで食材を焼いていると、思わぬ出会いが……。

正直キャンプとか無理w

数年前のことです。当時の僕には、同じ会社で付き合っていた彼女がいました。彼女とは結婚の話も進んでおり、彼女の両親にも会ったことがありました。

 

そんなある日、彼女から「たまには遠出がしたい」と言われ、僕はキャンプデートを提案。彼女も笑って賛成してくれて、現地集合にしようと段取りを決めました。

 

そしてキャンプデート当日。僕は少し早めに着いて準備を進めていました。しかし、約束の時間になっても、時間を過ぎても彼女は現れません。心配になって電話をすると彼女が出て、ホッとした……のも束の間、返ってきたのは軽い声でした。

 

「悪いけど、行けない」
「正直、キャンプとかダサくて無理w」
「遠出がしたいっていうのは、ビーチリゾートとかに連れていってほしいって意味に決まってるじゃん」

 

と一方的に言われ、なんとそのまま別れを告げられてしまいました。

 

僕は一瞬、何が起こったのかわからず、スマホを握ったまま、しばらく動けませんでした。

 

「おいしそう」小さな声に横を向くと!?

少しずつ現実に引き戻され、「フラれたんだ」と理解できました。僕はもともとアウトドアが大好きなタイプで、彼女もそのことは知っていました。けれど、彼女の理想は違っていたようです。

 

結婚まで話が進んでいた彼女との突然の別れに落ち込んだものの、キャンプを楽しむつもりでさまざまな物を用意してきたので帰る気にもなれず、僕はひとり持ってきた肉や野菜を焼くことにしました。

 

しばらく焼きながら食事をしていると、近くから「……おいしそう」という小さな声が。

 

横を向くと、女の子がこちらを見ていました。彼女のすぐ後ろには女性がおり、同じくキャンプに来た方のよう。女性からは「すみません!」と謝られたものの、僕はなんだか、2人の姿を見た瞬間、力が抜けた感じがしました。

 

そして、気づけば「急にひとりになってしまって、食材が余りそうなんです。よかったら食べませんか?」と声をかけていて……。

 

そうして、女性と女の子、僕の3人で少しの間だけ食事をすることに。会話の中で、女性はシングルマザーで、娘さんと2人でキャンプに来たことがわかりました。彼女の話し方は落ち着いていて、子どもへの向き合い方もまっすぐだなと感じました。

 

似た痛みでつながった縁

言うつもりはなかったのですが、彼女の雰囲気になんだか安心感を覚え……気づけば僕は「本当は彼女と来る予定だったんですけど、ドタキャンされたうえにフラれてしまって」と自分のことを打ち明けていました。

 

女性は笑わずに「それはつらかったですね」と言ってくれて……。そのひと言で、なんだか気持ちがスッとラクになった気がしました。

 

すると彼女も、自分のことを話してくれました。元夫の不倫がきっかけで離婚したこと、子どもを守るために踏ん張ってきたこと。僕たちは、どちらが不幸だとかではなく、「人に裏切られるってきついですよね」と静かに頷き合いました。

 

帰り際、彼女から連絡先の交換を提案されました。迷いましたが、女の子が「また会いたい」と言ってくれたこともあり、僕は素直に応じました。

 

家族になれた理由

その後、僕たちは無理のないペースで3人で会うようになりました。最初は子ども中心に、短い時間だけ。けれど回数を重ねるうちに、女の子が僕に懐いてくれて、僕の中に「守りたい」という感情が芽生えていたことがわかりました。

 

ある日、彼女から「(会うことに)無理をしてないですか」と聞かれ、僕は「あなたたちといると落ち着きます」と答えたことをきっかけに、僕は思い切って告白。結婚を前提に交際してほしいことを伝えました。彼女は驚きながらも受け止めてくれて、女の子も笑顔を見せてくれました。

 

その後、僕たちは結婚。女の子は娘となりました。ドタキャンされてフラれた最悪のデートが、まさか妻や娘との出会いにつながるなんて。今、3人で穏やかな日々を過ごしながら、人生には本当に不思議な縁があるのだと実感しています。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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