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見ちゃダメだ!母の背後に立つびしょ濡れの女。目をそらした僕の耳に届いた声 #女は待っている 3

「女は待っている」第3話。ブロガーのほや助さんによる、フォロワーさんが高校生だったときに遭遇した恐怖体験談を描いたマンガ。高校生時代の真冬の夜のこと。住宅街で、全身ずぶ濡れの女性に遭遇してしまいます。彼女は「ここ、ここよ」等、謎の言葉をブツブツと繰り返していました。目を合わせないようにすれ違って帰宅したのですが……。

帰宅途中、ずぶ濡れの女性とすれ違った夜、帰宅すると玄関からリビングまで水たまりができていました。雨は降っていないしスリッパも濡れていないのになぜ? その瞬間、嫌な予感とともに、あり得ない光景が目に入ります。

 

「見ちゃダメだ!」とっさにそう思ったのですが……。

 

母の声に被さるように聞こえる声…

女は待っている/ほや助

 

女は待っている/ほや助

 

女は待っている/ほや助

 

 

女は待っている/ほや助

 

女は待っている/ほや助

 

女は待っている/ほや助

 

 

女は待っている/ほや助

 

母の背後に、先ほど道で見かけた「びしょ濡れの女」が立っているのが目に入った瞬間、「見ちゃダメ!」と思いました。

 

見ない! 何も見ていない! 不気味な女なんて絶対に見ていない!

 

「あんた、さっきからなんか変じゃない?」

母の声は、よく聞き取れませんでした。だって、母の声に被さるように聞こえてくるんです。

 

ここよぉ ここ ここよ ここにいるの

 

訴えてくるような、女の声が……。

その場を離れると、女の気配も、あの声もまったくしなくなりました。

それでも心臓は早鐘を打ち続けています。

 

なんだよあの女……!? これまでの人生で、霊なんて見たこともありません。

こんなとき、どうすればいいのかまったくわかりません。

 

----------------

母の声に重なるようにして響く、あの女の声。視覚的な恐怖だけでなく、聴覚にまで日常が浸食されていく描写には、思わず息をのんでしまいます。初めての異様な体験に、どうすればいいかわからずパニックになるのは当然のことでしょう。

 

理屈では説明できない存在を前にしたとき、恐怖に飲み込まれそうになりますが、まずは意識を別の場所へ逸らしてみるのも一つの手かもしれません。心臓の音が耳に届くほどの緊張感の中、ただ過ぎ去るのを待つしかない時間が、どれほど長く感じられたことでしょうか。

 

 

※このお話は体験談をもとに作成していますが、個人が特定されないように多少の脚色を交えています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターほや助

    宮城県仙台市在住、アラサー絵描き。インパクト大な人々とのトンデモ体験談を、ライブドアブログ・instagramで連載中。

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