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離乳食インストラクターがおすすめする離乳食期の調味料

この記事では、離乳食時期の調味料について離乳食インストラクターの中田馨さんが解説しています。しょうゆや味噌は9~11カ月ごろ(離乳食後期)が望ましいとのこと。1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)になればケチャップやソースも使ってもOKとのことです。

調味料のイメージ

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食が進むとほんの少し調味料を入れて調理を始めます。調味料はいろいろありますが、どれを使ったらいいのでしょうか? 今日は、離乳食期におすすめの調味料についてお話しします。

 

赤ちゃんにおすすめの調味料とは?

離乳食インストラクター協会では、赤ちゃんにはしょうゆと味噌をおすすめしています。甘さを加えたいときは砂糖も使うことができます。

 

調味料はいつから使えるの?

調味料を使うならば、9~11カ月ごろ(離乳食後期)をおすすめしています。一般的に「7~8カ月ごろ(離乳食中期)から使えます」としていることが多いですが、離乳食インストラクター協会では、素材とだしの味を7~8カ月ごろ(離乳食中期)まで味わうことを推奨しています。

 

調味料を使える量は?

離乳食に使う調味料は、味つけというよりも風味づけ程度に使いましょう。大切にしたいのは、「食材そのものの味を味わうこと」「赤ちゃんの内臓機能は未熟である」ということ。 この時期はまだ大人と同じような味つけではないということを覚えておきましょう。味つけ前に味見をして、おいしければ無理に味つけをしなくてもOKです。

 

ほかに使える調味料は?

9~11カ月ごろ(離乳食後期)の後半ごろには、マヨネーズやケチャップ、酢なども使えるようになります。1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)以降は、各種ソース類もOK。ただ、これも量は上記を目安にお使いください。 濃い味を覚えてしまうと、それを好んでしまい、薄味の食事を食べてもらえなくなることがあります。

 

赤ちゃんの味覚をはぐぐむためにも、調味料に頼りすぎず、だしと素材を味わえるといいですね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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