ちょっとしたトラブルに発展することも

とある地方の大企業の社宅に住んでいる私。団地の真ん中に公園があり、小さい子どもがいるママとそこで顔見知りになることがほとんどでした。
その社宅に住んでいる人たちは転勤が多く、入れ替わりも多くて結構流動的です。そのためか、社宅では必然的にコミュニケーション能力が鍛えられていくのですが、中にはそうでない人もいます。
ちょっと子ども同士が仲良くなると、母子で粘着されて困惑するというトラブルもそこそこ発生します。例えば、私たちに母子がずっとくっ付いてきたり、他の人と話すとムッとして相手をにらみつけたり……。そうなると当然、こちらも苦言を呈するか、距離を置くことになります。
社宅の中で特に強烈な人、Mがいました。Mがそういう状態になって、私が距離を置いた日からほどなくして、わが家に大量のピザやそば屋の配達、新聞の折り込みなどに入っている通販の荷物が届くようになったのです。
当然すべて断りますが、地元の個人店の出前を断ると配達の人にすごく怒られることも……。当時は、今ほどデリバリーが多くなく、電話で注文を受けて届けるようなアナログでした。非通知でのいたずら注文は、防ぎようがなかったのです。
そこで私は、届く物すべてを写真に撮り記録を残して警察に通報することに。すると、あっという間にMの犯行だとバレて、職場にも申告。Mは子どもと一緒にMの夫の実家に送り込まれ、夫は単身赴任になりました。何より、お店などの第三者を巻き込んだ嫌がらせは、本当に大人げないと思います。
◇◇◇◇◇
実は他にもMと同様のトラブルになっていたママがいたようで、勢いに負けていたずら配達を受けてお金を払ってしまったママもいたのだとか。時には、毅然(きぜん)とした対応をすることも本当に大事だなと思った出来事です。
著者:風間ゆきこ/50代女性・主婦
イラスト/きりぷち
奥さまとご近所さんが私の悪口を!

私が引っ越してきたところは住宅密集地だったため、向かいのお宅、隣の大家さん、もう一方の隣の家など引っ越してすぐに念の為、ごあいさつをしました。
ごあいさつの際に、女の1人暮らしということで向かいのお宅の老夫婦が気づかってくださり、とても親切な対応をしていただきました。しばらくしてからも奥さまのほうがお裾分けなどしてくれて、老夫婦とは良い関係を築いていると私自身は思っていました。
風邪で寝込んで会社を休んだとき、向かいの奥さまともう一方の隣の家の人が世間話をしているのが聞こえてきました。2人が話していたのは、なんと私へのひどい悪口! 私の出身地まで悪く言っていたのです。
何だか奥さまが怖くなり、しばらくしてまた引っ越すことにしました。出ていく際、大家さんにだけごあいさつをすると、「大変だったでしょう。向かいのAさん」と言われました。奥さまはご近所でも有名な「意地悪ばあさん」だったようです。
◇◇◇◇◇
初対面の印象や最初のころの対応では、人はなかなかわからないものだなと思いました。一般的には、気に入らない人間とは関わらないようにすることが多いように思うのですが、あえて関わることで、難癖をつける隙を狙っている人間というのがこの世にはいるのだということを知りました。今後は人付き合いには気を付けようと肝に銘じました。
著者:田中はる/30代女性・会社員
イラスト/Ru
見知らぬおばあさんの言葉に

以前、私のおいっ子たちと公園に向かう途中、歩道でおいっ子がふざけ始めたので注意した私。すると、後ろから来たおばあさんが「元気だね僕。でもママの言うことは聞かないと危ないからねー」と言いながら通り過ぎていきました。
その公園の帰り道、また歩道を歩いていると今度は自転車に乗ったおじいさんが前から走ってきて、おいっ子たちに道の端に寄って止まるよう言いました。
おいっ子たちはちゃんと端に寄り、歩みを止めました。ところが、そのおじいさんは通り過ぎるときに「邪魔なんだよなぁ……ガキが!」と言ったのです。
子どもたちの手前、私は何も言い返しませんでしたが、こういうのを「理不尽な振る舞い」と呼ぶのだなと思いました。最初に会ったおばあさんと、帰りに会ったおじいさん。2人のどちらに自分の子どもが注意されるかによって、親の態度も180度変わるのではないかと感じます。
◇◇◇◇◇
昔はいろいろな人に注意されながら、子どもたちはしつけられていたと私の父からよく聞きます。今では、知らない人が子どもに注意すると親が出てきてモメるという話もよく聞きますが、個人的には「どっちもどっち」だと思いました。
著者:西田まいみ/30代女性・会社員
イラスト/さくら
まとめ
ご近所トラブルは、予期せぬタイミングで降りかかってくるもの。今回のエピソードからわかるのは、「初期段階での記録(証拠)の重要性」と「精神的な距離の確保」です。
理不尽な相手に対し、まともに向き合ったり、自分だけで解決しようとしたりすると、さらなるトラブルを招くこともあります。写真や記録を残して客観的な事実を揃え、警察や管理会社などの第三者を頼ることは、決して冷たい対応ではなく、自分と家族の生活を守るための賢い選択です。困ったときはひとり抱え込まず、しかるべき機関へ相談する勇気を持ちたいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
関連記事:息子の友だちが夫に懐いて、そのママまでも「ご主人、やさしいですよね」やがて夫とまさかの!
関連記事:中学受験した息子の友人の母親が、かつての同級生たちの進路を調べあげる奇行に【体験談】
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!