「朝までカラオケ行くわ」いつもの連絡
これは年の瀬、寒い冬のある日のエピソードです。同棲していた当時の彼は、地元の仲間たちと忘年会に出かけて行きました。
終電を過ぎても会が終わる様子はなかったらしく、夜中に「このまま朝までカラオケ行くわ」と連絡がきました。たまにそういうことはあったので、「了解、楽しんでおいで! 気をつけて帰ってくるんだよ」と返信して私は先に寝ることに。
始発で朝には帰ってくるだろうし、私は「ひとりでゆっくり寝られるラッキーな日」くらいに思っていました。
翌朝、彼がいない!?事故に遭ったとか…?
ところが翌朝、目を覚ますと様子がおかしい。こういうとき、だいたい朝帰りの彼はソファで寝落ちしているか、ベッドの隣にいるパターンかです。
しかし、そのどちらでもありません。リビングにもソファにも彼の姿はなし。トイレも、お風呂も、部屋中を探しましたが、彼は帰ってきていないようでした。心配になり、彼に何度か電話をしましたが、彼が出る様子はなくて……。
こんなこと初めてだったので、「まさか事件や事故に巻き込まれたのでは!?」と焦った私は、思わずアパートを飛び出しました。真冬で外は極寒。息が白く凍える朝です。
……するとなんと、アパートのエントランスの垣根の茂みの中で、彼が寝ているではありませんか!
ベッドと植木を間違えた泥酔男
近づいてみると、草や木の枝が頭に挟まった状態で、彼は気持ちよさそうに爆睡していました。どうやら泥酔して、家まではたどり着いたものの、ベッドと勘違いして植木の中で寝ていたらしいのです。寒空の下、一晩中外で寝ていたなんて……。事故などに遭っていたわけではなくよかったですが、低体温症になっていた可能性だってあります。
私は安堵と同時に、呆れ、怒りの感情がごちゃまぜに。「起きろコラ!」と彼を起こすと、「ん……? ここどこ?」と寝ぼけ声の彼。そのまま部屋に連れて帰り、草木が頭についたままの彼を正座させ「ベッドと植木の区別もつかなくなるまで飲むな!」とこっぴどく叱ったのでした。
この事件以降、彼の飲み会には少し警戒心を持つようになりました。幸い体調を崩すこともなく無事だったからよかったものの、真冬の屋外で夜を明かすなんて本当に危険です。
泥酔して帰ってくる恋人や家族がいる方は、ちゃんと家に帰ってきたか確認したほうがいい!と自分の経験から声を大にして言いたいです。
著者:岡田圭/30代女性・新卒で編集プロダクションに入社後、女性誌やウェブを中心に恋愛や人間関係などのテーマで数多くコラムを執筆。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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