顔を噛まれた長男
当時、長男が2歳のころ、Aさん親子も一緒に日本人の習い事に参加していました。ある日、クラスが終わったあとに数人の子どもたちが遊んでいたところ、突然泣き叫ぶ長男の声が。
慌てて駆けつけた私が見たのは、長男の頬にあるくっきりとした噛み跡。
偶然現場を見たほかのお母さんによると、長男を噛んだのはAさんの子どもでした。私は、わが子が顔を噛まれたことに動揺しましたが、2歳児同士言葉にできない思いがあったのかな、と自分を落ち着かせたときです。
モヤモヤが募るママ友の対応
「ごめーん、大丈夫?」と謝ってきたAさん。そのあまりに軽い謝り方に、私はモヤモヤ。長男は泣き止んでいたので、一応「大丈夫そう」と返しましたが、Aさんは自分の子どもにも「もう〜、噛んじゃダメじゃん」と軽く注意しただけ。
お友だちの顔を噛んだのにもっと叱らないの!? 長男にも謝らないの? と、私はAさんの対応にさらにモヤモヤしましたが、その場はことを荒らげたくなくなかったので、そのまま帰宅……。3日後にAさんに会ったときも、まだ噛み跡が残る長男に対し、Aさんからの気遣いの言葉などはなく、私のモヤモヤは募るばかり。
Aさんが、お友だちを噛んだ自分の子どもをその場でしっかり叱らなかったこと、長男に対しAさん親子、特にAさんからきちんとした謝罪もなかったことに、私の憤りはおさまりませんでした。
以後、Aさん親子とは極力会わないようにして、私からは一切の連絡を絶つことに。
平和主義だったはずの私が、憤りから貴重なママ友と縁を切ってしまいました。その後、私も子どもたちのトラブルの原因をちゃんと聞かなかったことや、ほかの友人たちに気まずい思いをさせてしまっただろうということを反省。
それ以後、子ども同士のトラブルでは感情的にならず、冷静な対応を心がけるようにしています。
著者:濱田よし/女性・主婦。2014年イギリス生まれの長男、2018年日本生まれの長女と2021年アメリカ生まれの次女、夫の5人家族。夫の海外転勤による約10年の海外生活を経て日本に帰国。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています