高校の同級生たちと再会
僕は大学卒業後、新卒で入社した大きな会社で営業として働いていました。しかし、2年ほど前に大学時代の友人が起業し、「僕の会社に来てくれないか?」との連絡が。僕はベンチャー企業で自分の力を試してみたいという気持ちがあり、意を決してそれまでの会社を辞め、友人の会社に転職したのでした。
そんなある日、高校の同窓会が開かれることになり、僕も参加することに。すると、B木とC山から声をかけられました。
「久しぶりだな! 随分、マシな見た目になったじゃん」
B木とC山は昔から、人をバカにすることが大好き。高校時代の僕はおとなしい性格だったうえ、メガネをかけていたため、2人から「地味メガネ」と揶揄われていたのでした。
僕が「2人から早く離れたい」と思っていると、後ろから「久しぶりだね!」との女性の声が。振り返ると、そこにはA子さんが立っていました。A子さんはとても明るい性格で美しい見た目をしており、昔からクラスの中心にいた人。彼女は僕のような目立たないクラスメイトにもやさしくしてくれていたため、僕は密かにA子さんに恋心を抱いていましたが、告白などする勇気はなく、卒業してからは一度も会っていませんでした。
バカにされるA子さんを見て…
僕がドギマギしながら「お、お久しぶりです」と返事をすると、B木とC山は「A子、久しぶりだね~」「今無職って聞いたけど本当なのかよ」と発言。すると、A子さんは苦笑いしながら、「そうだよ」と言い、会社を辞めた理由について話してくれました。
A子さんは大学卒業後に大手企業に入社し、役員の秘書として働いていたそう。しかしここ数年、役員たちの方針に疑問を持つことが多くなり、心身ともに疲れた状態に。そのため、半年ほど前に会社を辞職したとのことでした。
それを聞いたB木とC山はニヤニヤしながら、「昔は美人だからってもてはやされていたけど、29歳で無職とかヤバいでしょ!」「これからどうやって生活するの? 結婚もしてないんでしょ?」と、A子さんをバカにし始め……。
A子さんの悲しそうな表情を見ていられなくなった僕は、思い切って彼女に言いました。
「僕のいる会社にくればいいよ!」
A子さんと僕のその後は…
僕のいきなりの発言に、3人はびっくり。実は、僕の勤めている会社では前から社長秘書を探しており、A子さんの人柄なら社長も気にいると思ったのです。
B木とC山が「お前の会社って、小さなベンチャー企業だろ」と口を突っ込んできましたが、事業内容を説明すると、A子さんは笑顔で「えっ、いいの!? ぜひ、一度社長とお話しさせて!」と言ってくれ、僕たちは連絡先を交換したのでした。
その後、A子さんはうちの社長と面接をし、本当に入社してくれることに。社長も「こんな優秀で明るい人がきてくれるなんて」と、とても喜んでいました。
そして、一緒に仕事をするようになってから、僕とA子さんの距離はぐっと縮まり、一緒にランチをしては仕事の話だけでなく、プライベートな会話もよくするように。学生時代は思いを伝えることはできませんでしたが、A子さんに似合う男になり、今度こそ、彼女に告白したいと思っています!
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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