娘が傷つけられたことに、怒りをあらわにする、ようさんとゆきひろさん夫妻。その後、娘の心を守るため、一度冷静になろうと判断します。
しかし、レオくんの問題行動は連日続き……。
そんな矢先、すいちゃんが再び傷を負って帰宅。ついに堪忍袋の緒が切れたようさんは翌日、担任の先生を交えてレオくん親子と話し合う場を設けてもらいます。
話し合いの場でも、レオくんは「やってない」と否定を続け、レオくんの母親もまた、息子の言葉をうのみにするばかりで、まともな話し合いになりません。
「もうしないって約束して」と言うようさんの言葉に、レオくんは最後まで返事をせず、話し合いは終始平行線のまま終わるのでした。
距離を置く勇気

















レオくん親子との話し合いは腑に落ちない結果になりましたが、これ以上関わらないために、すいちゃんは学童をやめることにしました。ようさんの胸には、割り切れないモヤモヤした気持ちだけが残りました。
そんなとき、すいちゃんの友だちである、みおちゃんのママ・みよさんから連絡がありました。なんと、レオくんが無断で他人の家に侵入し、さらに食べ物をあさっていたと知らされたのです。
「いたずらの領域超えてない? やばすぎ」
ようさんは、娘の学童をやめさせて正解だったと改めて感じたのでした。
▼大人が介入した話し合いでも解決に至らないという苦しい現実。「なぜ被害を受けた側が環境を変えなければならないのか」と、ようさんが悔しく思うのも無理はないでしょう。しかし、わが子を守るためには、問題のある人から自ら離れる選択が必要な場合もあります。
危険から距離を置く勇気を持つこともまた大切な選択。親はわが子の心と安全を守る道を選び続けることの大切さ考えさせられますね。
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神谷もち
