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「ただの鼻血じゃない」30分も止まらない症状が続く夫。健康自慢の45歳を襲った病の正体とは

私は夫と子どもと3人暮らし。3人とも特に大きな病気をすることもなく、元気に過ごしていました。ある日、仕事から帰宅後いつものように入浴する夫。するとお風呂場から私を呼ぶ声がしました。お風呂場に向かうと、そこには鼻から血を流す夫の姿があったのです!

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師新田 正光先生

1997年秋田大学医学部卒業。日本循環器学会 専門医。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。
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入浴中に突然鼻血が出た夫

夫は45歳。これまでの健康診断では異常を指摘されたことがなく、健康に問題はないとばかり思っていました。その日も仕事から帰宅した夫は、夕ごはんを食べた後にいつものようにお風呂場へ。私はキッチンで食器などの後片付けをしていました。

 

すると、お風呂場から「おーーーい!」と夫が大声で私を呼んできました。「シャンプーでもなくなったのかな?」と思い、お風呂場に向かいドアを開けました。

 

すると、お風呂場の床が血で赤く染まっていたのです! そこには、鼻を手で押さえながらうつむく夫の姿がありました。

 

びっくりした私は「どうしたの!?」と夫に声をかけると「何もしていないのに急に鼻血が出てきた」とのこと。私は「なんだ鼻血か……」と思いましたが、「鼻を押さえて様子を見ているけど、全然止まらない」と言うのです。

 

なかなか止まらない鼻血

夫は血に強いほうではないため、予想以上の出血に顔が青ざめていました。どうすればいいかわからなくなり、私を呼んだのだそう。「のぼせたのかな?」と思った私は、一度お風呂から出て涼むよう夫にアドバイスしました。

 

リビングのソファに横たわり、鼻の付け根あたりをつまみながら安静にする夫。しかし、一向に鼻血は止まる気配がありません。

 

そこで、インターネットで鼻血を止める方法を調べました。すると、鼻の下半分(小鼻)をしっかりとつまむこと、座った状態で顔を下に向けて血が垂れるようにすると良いという情報を見つけました。

 

何度か実践しているうちにようやく止血。結局鼻血が止まるまでに30分もの時間を要しました。

 

ようやく止まった鼻血に安心した様子の夫。このときは、のぼせが原因で血の巡りがよくなっていたために止まりにくかったのでは、という認識でした。「ただの鼻血」だと思い、病気が潜んでいるとは思いもしなかったのです。

 

しかし、その後も突然鼻血が出てはなかなか止まらないという現象が続きました。お風呂はもちろん、鼻をかんだとき、晩酌をしているときなど、あらゆる場面で鼻血が出るように。初めてのとき同様、出血量が多く止まりにくいという特徴がありました。

 

繰り返す夫の鼻血に、何かおかしいと心配になった私は、インターネットで鼻血について詳しく調べました。すると、病気が原因で鼻血が出やすくなることを知り「もしかして夫も……」と不安に思うように。そして、すぐに夫へ説明し、病院を受診してもらうことにしました。

 

 

鼻血の原因はまさかの!

内科で診察を受け、帰宅した夫から聞かされた診断結果はまさかの「高血圧」でした。血圧が高い状態が続くと血管がもろくなり、ちょっとした刺激で鼻血が出てしまうそうです。

 

さらに入浴や飲酒は血圧を上げてしまうため、血が止まりにくくなるとのことで、夫のケースにぴったり当てはまっていました。

 

幸い、内服での治療を始めるほど重症の高血圧ではなかったため、食事療法と運動療法で様子を見ることに。痩せ型の夫は、これまで運動を意識的にすることはありませんでした。

 

それに私たち夫婦はそろって濃い味が好き。私の味付けに加え、夫は調味料を追加して食べることもしばしばあり、いつ高血圧になってもおかしくない生活をしていたことに気付かされたのです。

 

これまでは病気と無縁の生活を送っていましたが、夫の高血圧が判明してからは夫婦ともに健康を意識するようになりました。夫は電車通勤ですが「1駅分は歩く!」と決め、積極的に動くように。

 

自宅でもストレッチや筋トレなどをおこない、運動を習慣化させています。私は毎日作る食事に塩分を入れ過ぎていたと反省し、今はなるべく薄味で調理することを心がけるようになりました。

 

私も夫もまだまだ若いつもりでいましたが、気付けばお互いに40代。夫に関しては50代が迫っており、持病が判明してもおかしくない年齢になりつつあるのだと改めて実感させられました。

 

まとめ

食事と運動ともに意識した生活をすることで、少しずつですが夫の血圧は下がり始めました。頑張る夫の姿を見習い、私も一緒に運動をしたり薄味の食事を作ったりと、生活習慣の見直しをしています。鼻血と高血圧に関係性があるとは思ってもいませんでしたが、あのまま放置していれば、将来的に脳出血や心疾患などの大きな病気につながっていたかもしれません。

 

40代・50代は、自分では若いつもりでも、体の中では少しずつ変化が起きている年齢なのだと痛感しました。今回の経験を機に、私たち夫婦はこれからも「薄味・適度な運動」を合言葉に、二人三脚で健康を守っていこうと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

取材・文/ささき なみ/30代主婦。体力の衰えを感じ、年齢に抗う何かを始めようと摸索中。趣味はキャンプ。自然の中で飲むお酒を楽しみに日々を頑張っている。健康や夫婦生活についてなど、アラフォー世代の気になる体験談を執筆中。

イラスト/サトウユカ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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