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「将来、体から臓器が出てしまうの?」子宮脱・膀胱脱を恐れる40代が失敗を経てたどり着いた対策

40代になって、「骨盤底筋」という言葉が気になるようになりました。大きなくしゃみをしたときに「もしかしたら尿漏れ?」とヒヤッとすることも理由の一つですが、私の場合、より怖かったのが将来的に「子宮脱」「膀胱脱」が起きないか……ということ。高齢者に多いというこの症状をできる限り避けたい、そのためにはどうすれば良いのかと考えるようになりました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生
くぼたクリニック松戸五香院長

獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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骨盤底筋を鍛えようとしたけれど

以前人から聞いた話ですが、子宮脱や膀胱脱(子宮や膀胱が下がって体内から出てしまう症状)は高齢になってから発生すると知って怖くなり、今は大丈夫でも将来に備えたいと思うようになりました。

 

まず簡単にできる方法として、骨盤底筋を鍛えるというアプリをスマホにいくつかダウンロードしました。画面に表示される画像のリズムやタイマーに合わせて腟を締めたり緩めたりして、骨盤底筋を鍛えるというもの。3つほどのアプリを順番に試したのですが、長続きしたものはありませんでした。

 

それぞれのアプリは毎日継続できるように記録をつけられたり、日によってリズムが変わったりなど、さまざまに工夫がされていたのですが、私にとってはスマホを見ながら腟を締めたり緩めたりするという活動そのものが単調に感じられ、どれも継続できなかったのです。

 

ヨガで骨盤底筋を鍛える試みも

次に、オンラインで受けているヨガやピラティスのレッスンの際、なるべく骨盤底筋を意識して呼吸をするよう心がけてみました。一緒にレッスンを受けていた友人がヨガの先生に、骨盤底筋を意識する動きを質問しているのを聞いて、「そうか、ヨガの際に呼吸と合わせて、骨盤底筋を締めたり緩めたりすれば良いんだ!」と思ったのがきっかけです。

 

ただ、ヨガの際の骨盤底筋の動きは思ったより難しく、通常のヨガの動きは「息を吸って筋肉を締める、息を吐いて筋肉を緩める」のですが、骨盤底筋に力を入れる動きは逆で、「吸って緩める、吐いて締める」のだとヨガの先生に教わりました。この通常とは逆の動きになかなか体がついていかず、頭で考えて動きが止まる……ということが増えてしまったのです。

 

結果、私の場合はヨガをしながら骨盤底筋を鍛えるのはハードルが高いと諦めました。

 

 

月経カップの使用で骨盤底筋を意識

最後に試したのは、月経カップです。入手してからしばらくは使用する勇気がなく、2カ月ほどは使わずに放置していた月経カップ。ある日、ついに使ってみようと決心してから手元のリーフレットなどを熟読した際に、「月経カップの使用により骨盤底筋を意識できる」というコラムがありました。月経カップの使用により生理の不快感が軽減できるだけでなく、骨盤底筋を意識することもできるなんて!と、背中を押された気になりました。

 

実際に使ってみると、たしかに月経カップを腟内に入れて過ごしている間や、腟内から取り出すとき、半ば無意識に骨盤底筋に力を入れています。これなら無理なく骨盤底筋を意識して過ごせるというのは、月経カップ使用の思わぬ副産物の一つでした。

 

まとめ

「トレーニングをしなきゃ」と身構えるのではなく、生理期間に自分の体へ意識を向けること。それが、今の私に一番フィットしたケアでした。 実際にどれほどの変化があるかは未知数ですが、自分の体の変化に敏感でいることは、将来の安心につながる大切な一歩だと感じています。

 

いつかもう少し子育てに余裕ができたら、アプリやヨガでの骨盤底筋運動も復活できるかもしれません。そのときまでは焦らずに、月経カップ使用中に骨盤底筋を意識する時間を、継続していこうと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:ナカムラ アキノ/40代女性。40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。

イラスト/サトウユカ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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