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夫「お前との老後は耐えられない!離婚だ」突然の宣告→喜んで♡私から記入済みの離婚届をピラッ!大逆転の結末

結婚は、我慢を続けるためのものではなく、幸せになるためのもの。しかし、現実は「もう少し様子を見よう」「今は踏み出せない」と、自分の気持ちを後回しにし無理を重ねてしまう場面も少なくありません。

そんな関係の中で、ある日ふと頭をよぎるのが離婚届という存在。それは衝動でも脅しでもなく、「ここまで来てしまった」という事実を突きつける、一枚の紙です。書くまでに積み重ねた我慢、迷い、期待――そのすべてが、静かに形になる瞬間でもあります。

今回は、離婚届を前にして、あるいは実際に提出することで、自分の人生を取り戻していった2つのエピソードをご紹介します。どちらも、感情に任せた決断ではなく、長い時間をかけてたどり着いた結論でした。

 

夫から突然の離婚宣言→記入済み離婚届を差し出した結果!

まとめ

私の夫と兄は、もともと飲み仲間。私が夫と出会ったのも兄のおかげでした。ある日、私は2人の行きつけの居酒屋へ兄に連れて行ってもらい、そこで夫と意気投合して交際がスタート。あのころは、こんな大変なことになるとは想像もしていませんでした……。

 

夫は見栄っ張りで高級志向なところがあります。会社の後輩が高級な腕時計を買ったと聞けば、「先輩の威厳がなくなる」と言って、対抗してさらに高い時計を買おうとしたり、相談もなく借金を繰り返したり……。

 

そのたびに何度もきつく注意してきたので、最近は無断で高価な買い物をしてきたり、借金をしたりはなくなりましたが、そんな過去があるので、私の不安は完全には拭いきれていません。

 

そのため、私は夫に「次に黙って借金をしたら、即離婚」と約束させていました。

 

 

突き返された誕生日プレゼント

あと数日で、夫の誕生日です。夫がハイブランドの新作ネクタイを欲しがっていたので、私はそれをプレゼントすることにしました。

 

プレゼントを買いに出かけた際、ついでに自分用のノートパソコンも購入した私。家には私が独身時代から使っている古いパソコンがありましたが、最近は夫が動画視聴などで占領することが増えて不便だったため、自分用の新しいものを買ったのです。

 

そして誕生日当日――。

夫にネクタイを渡すと、なんと夫は喜ぶどころか「こんなのいらない! 返品してこい!」と言い放ったのです。予想外の反応にぼう然とする私に、「昨日出た限定色のほうがいいんだよ! これは返品して、そっちを買ってきてくれ!」と、さらに身勝手な要望までしてきました。

 

 

あまりにも頭にきてしまって、私は怒りのままに部屋を飛び出し、その後しばらく、夫と口をきかない日々を過ごしました。そんな中、兄から衝撃的な連絡が……。

 

「この間、偶然彼を見かけたけど、お前があげたって言ってたブランドのネクタイしてたぞ。あの、限定のめっちゃ高いやつ! 奮発したな!」

 

兄の言葉に、私は驚愕しました。私が夫にあげたのは、確かにそのブランドでしたが、限定ではなく通常のネクタイでした。さらに、「でも、ちょっと気になることあって……」と続けた兄。

 

聞くと、夫が消費者金融の入ったビルから出てきたところを見たと兄が言うのです。不信感が募り、私は夫が留守の間にクローゼットを見てみることに。すると、奥のほうに隠すようにブランド物の服や小物がたくさん置かれていました。その中には、兄が言っていた限定のネクタイも。夫は私からのプレゼントを突き返したあと、自分で限定のネクタイを買っていたのです。

 

これは隠れて借金しているに違いない……そう思い、上着のポケットやバッグ、引き出しの中などを探すと、やはり借入明細書がいくつも出てきました。夫はこっそり借金をしてブランド物を買い込んでいたのです。

 

 

夫から突然の離婚宣言

その日の夜、さらに衝撃的な出来事が起こりました。夫は帰宅するなり私にご丁寧に証人欄まできちんと記入された離婚届を突きつけてきて、こう言ったのです。

 

「お前と老後を過ごすのは耐えられない。離婚してくれ。俺、経営者の娘と知り合ってさ、彼女と再婚して、逆玉に乗るわ!」

 

あまりに身勝手な言い分にあきれつつも「はい、喜んで。こちらこそお願いします」と、私も記入済みの離婚届を取り出し、夫に見せました。

 

「勝手に借金したら離婚って約束だったものね。消費者金融に行っていたのも知っているわよ」そう告げると、借金がバレていることも、私から離婚届を出されることも予想外だったのか、夫はあぜん。

 

私が「家の中も整理して、出ていく準備はできているから」と言うと、夫はきょろきょろと家の中を見回し、「俺がいつも使っていたパソコンがない!」と慌て始めたのです。

 

「ああ、あの古いパソコン? あれはもともと私が独身時代に使っていた私の物でしょう? 新しいのを買ったから、初期化して今日リサイクルショップに売ってきたわよ」と伝えると、夫は「ふざけるな! 明日の商談で使う資料が入っていたんだ! 上司になんて説明すればいい!」と絶叫。

 

どうやら夫は、会社のセキュリティ規定に違反して、個人のパソコンで社内データにアクセスし、資料を作成していたようなのです。あきれるのはそうしていた理由。会社のパソコンを持ち歩くのは重いからという、それだけの理由で、家にあった私のパソコンで作業していたと言うのです。

 

「私には関係ないし、そもそもあなたが規定違反をしていたせいよね? 正直に上司に謝罪するしかないんじゃない?」私はそれだけ言うと、夫が突きつけてきたほうの離婚届と、まとめていた荷物を持ち、家を出ました。

 

 

借金まみれの転落人生

翌日、夫から何十回も電話がかかってきました。電話には出ず、離婚届を提出したことだけメッセージで伝えると、すぐさま着信が。仕方なく電話を取ると「そんなのどうだっていい! 離婚で結構だ! それどころじゃない! お前のせいで大変なことになった!」と怒鳴り散らす元夫。

 

昨夜、会社に戻り、徹夜で資料を作り直したものの、結局、朝イチだった商談には間に合わず、大失態をしでかしてしまったそうです。「何もかも自分のせいでしょう? もう赤の他人なんだから、これ以上連絡してこないで」私はそう言うと、電話を切って元夫の連絡先をブロックしました。

 

ほどなくして、元夫は自主退職に追い込まれたそうです。今回の商談のミスをきっかけに、パソコンの不正使用や、取引先へ他社のデータを誤送信、打ち合わせのダブルブッキングなど、今までの誤魔化していた数々のミスが社内調査によって明るみになり、厳しい注意を受けたあと、その事実が社内で噂になってしまい、居場所がなくなったのだとか。

 

頼みの綱だった「経営者の娘」という女性も、元夫が職を失い、借金まみれだと知ると、あっという間に去っていったと元夫と兄の行きつけの居酒屋の店主が言っていました。そもそも、元夫が一方的に「逆玉に乗れる」と思い込んでいただけだったのかもしれませんが……。

 

現在は借金を返すために、アルバイトを掛け持ちして昼も夜も働き詰めで、大変な生活を送っていると聞きました。断ったそうですが、行きつけの居酒屋の店主にも働かせてほしいと言いに来たのだとか。

 

一方私は、高校の同窓会で再会した男性と仲を深め、結婚を前提に交際することに。もうすぐ同棲もスタートする予定で、今は幸せな毎日を送っています。

 

◇ ◇ ◇

 

人目ばかりを気にして見栄を張っていると、本当に大切なものは見えなくなるのかもしれませんね。お礼も言わずにプレゼントを突き返す、黙って借金をする、会社の信用を裏切る行為……本当に身勝手な夫でした。家族、会社、自分とかかわりのあるすべての人に対して、感謝と敬意を忘れずにいたいものですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

「まだやり直せるかもしれない」と期待しながらも、裏切られ続けた末に自分の人生を守る決断を下しました。そこにあったのは、感情的な爆発ではなく、「これ以上、自分を削れない」という静かな線引きです。

 

続いては、同じように我慢を重ねながらも、違和感を見過ごさずに立ち止まったもう一つのケース。 小さな約束の破綻が積み重なった先で、「このままでは幸せになれない」とはっきり気づいた瞬間が描かれます。

 

離婚届を盾に私を脅す夫。私「とっくに出したけど…?」夫の人生が崩壊したワケ

まとめ

 

結婚はゴールじゃなかった。幸せな新婚生活が始まるはずだったのに、夫が私に突きつけてきたのは驚くべき「俺ルール」だったのです……。

婚姻届を提出して、夫と並んで家路につく帰り道――。

 

夫は「やったな! これで俺は仕事に専念できるってわけだ! 頼むな!」と満面の笑みで言ってきて……?

 

結婚直後に夫から押しつけられたルール

「どういうこと?」と首をかしげると、夫はなぜか得意げに「家事だよ! お前は在宅でしょ? 家事も全部やってもらうぞ」と言ってきました。

 

結婚前から冗談めかして「家事は全部お願いね」と言われてはいたけれど、まさか本気だったなんて……。耳を疑う私に、夫ははさらに言葉を重ねました。

 

「お前は家でパソコンをカタカタやってるだけの在宅仕事だろ? そんなラクな仕事してるなら、家のこと全部やって当然だろ?」

 

たしかに、私はフリーランスのデザイナーなのでほぼ在宅。でも決してラクな仕事ではありません。納期に追われることもあるし、クライアントとの打ち合わせだってあるのに……。ただ在宅勤務というだけで「ラクな仕事と決めつけられ、家事をすべて押し付けられるなんて、納得がいきませんでした。

 

「在宅だからとか関係ないでしょ!? 私だって仕事してるし……家のことは夫婦2人で協力してやるものじゃないの?」とすかさず私が反論しても、夫は聞く耳を持ってくれません。

 

「そんなのやだね! 在宅で好きな時間に起きて、好きなタイミングでメシ食って、気が向いたら仕事してるだけだろ? はっきり言って、俺のほうが何倍も大変なんだぞ!」「俺は毎日、満員電車で通勤してるし! しかも安定した企業でバリバリ働いてんだよ? それに比べたらさ〜……なあ? 家事くらいやって当然じゃね?」

 

その自信満々な態度に、私は思わず「それって……企業勤めだから偉い、ってことなの? それとも、毎日出勤してるのが偉いってこと?」と問い返しました。

 

すると、夫は「まぁな! 収入も俺のほうが多いし?」「稼いでるほうが家事の負担が少ないのは当然!……ってことは、お前が家事をやって、ようやく"対等"だよな?」と得意げに笑ったのでした。

高収入を隠していた妻の反撃

結婚した直後に突然現れた彼の傲慢さに、戸惑いと怒りを覚えた私。夫から顔を背け、深くため息をつきました。そして、自分の収入を明かすことにしたのです。

 

「あ、ごめんね。別に文句があるわけじゃないの。ただ……その考え方で本当にいいのかなって思って。だって、収入で家事分担を決めるっていうなら……私、先月の収入、100万超えてたけど」

 

夫のプライドを傷付けないよう、今まで自分の収入について具体的に話してこなかった私。しかし、結婚と同時に態度を豹変させた夫を見て、もう隠しておく必要はないと思ったのです。

 

案の定、夫は驚き、しばらくの間絶句していました。

 

「……え!? ちょ、ちょっと待って、月収100万ってなんだよそれ!」「ただの在宅仕事で……そんなに稼げるものなのか!? 俺の手取り40万ちょいだぞ!? 倍以上ってどういうことだよ!!」

 

自身のプライドが打ち砕かれたのか、夫の顔からはみるみるうちに血の気が引いてきました。

 

「どういうことって言われても……ひたすら頑張ってるから、としか言えないよね。だから、収入で家事負担の割合を決めるなら、あなたのほうが多くなるけど……」

 

私がなだめるように言うと、「え、えっと……それは……まぁ……」と気まずそうに返事をした夫。

 

結局、収入で家事負担を決める話は流れました。そして、私たちは2人で協力して家事をしていくことになったのです。

 

 

 

2週間後――。

 

私の収入を知ってから、夫の傲慢さはなりを潜めました。しかし代わりに、夫は私を攻撃するようになったのです。

 

帰りがけに買い物を頼めば、「……は? 俺より高収入だからって、上から目線で俺をあごで使うのかよ。女王さま気取りか?」「お前が日中行っておけば済む話だろ! どうせ在宅で暇してるくせに……こっちはくたくたで帰ってきてんのに……」とブツブツ。

 

私が見下しているつもりはないと否定しても、夫のイライラはおさまりませんでした。まるで自分が被害者かのように振る舞う夫。こんな不毛なやりとりを繰り返すことにも疲れた私は、仕方なく今回も「傷つけたことは謝るよ。でも、本当に見下してなんかいないからね」と謝りました。

 

すると夫は、「そこまで言うなら許してやるよ。でもその代わり、今後の家事も家計も全部お前持ちな! 共同の貯金も全部お前が出せよ」と言ってきたのです。

 

結婚時に、毎月5万円ずつ出し合って貯金していこうと決めた私たち。そのルールまで夫は覆そうとしているのです。

 

「お前がそんなに稼いでるなんて知らなかったし! 状況が変わったんだから、その都度ルールを変えるのが普通だろ? ……それとも、本当は俺を傷つけたことを反省してないとか?」

 

夫は私の罪悪感を煽り、すべてを私に押しつけようとしていました。夫よりも稼いでいるだけでこんなふうに責められ、全部負担させられるなんて……あまりにも理不尽です。

 

さらに、夫は「そうだ! お前、離婚届を今すぐ書けよ!」と言ってきました。

 

「お前は旦那さまへのリスペクトが圧倒的に足りない! だから、お前の立場っていうものをしっかり教え込んでやる。いくら稼ぎがいいからって調子に乗ってると、すぐに離婚するぞ!」

 

いかに自分がすごいか、私がダメかを語る夫。それを見て、私はなぜか冷静になりました。

 

そして翌日、私たちはそれぞれ離婚届にペンを走らせました。その離婚届は、夫が帰りがけに役所でもらってきたもの。私が頼んだ買い物は行けないのに、離婚届は意気揚々ともらってくるんだ……と、あらためて私は夫に失望していました。

 

夫の人生の崩壊

数カ月後――。

 

義母から突然、「ありがとうね~! まさか旅行をプレゼントしてくれるなんて思いもしなかったわ!」とお礼の電話がかかってきました。しかし、私にはそんなことをした記憶はありません。

 

戸惑う私に義母は、「うん、息子から聞いたのよ~! もううれしくて! あなたが全部手配してくれたんでしょ? 露天風呂付きの素敵な旅館! もう感激しちゃって! しかも『もう支払いは全部済ませてあるから』って! うちの息子がこんなに頼もしくなったのも、あなたのおかげね!」とハイテンション。

 

義母の話を聞きながら、私はスマホで夫婦の共同貯金の口座の残高をたしかめました。……予想通り、夫はその貯金に手をつけていました。

 

何も知らない義母に「楽しんできてくださいね!」と言って電話を切った私。すぐさま夫に連絡しました。

 

「さっき、お義母さんから電話がかかってきたの。旅行のことでお礼を言われたんだけど……それってあなたのお財布から出てるんだよね? 確認したら、共同貯金用の口座から30万近く引き出されてるんだけど?」

 

「あ、いや、それは……俺だって最初は自分の金から出すつもりだったんだけどさぁ……ボーナスが予想より少なかったから……」「母さんには前から旅行をプレゼントするって約束してたんだ。ボーナスが少なかったからできないなんて、言えないだろ? それに、夫婦共同の口座なんだから、俺が使っても文句はないだろ!」と夫。

 

夫婦の共同の貯金とはいえ、実質貯めているのは私だけ。ひと言くらい相談してくれたら、私だって考えたのに……。

 

 

「そもそも、いちいち金の相談なんて面倒くさい! お前は稼ぎもいいし、数十万くらいどうってことないだろ! こんな細かいこと言ってると、嫌われるぞ?」

 

結婚した直後にも、私が高収入だと知ったときにも態度を変えた夫。そのくせ、私の稼ぎをあてにして、勝手にお金を使って……そのうえ逆ギレなんて。もう夫への愛情は冷めきってしまっていました。

 

そんなこともつゆ知らず、「こっちは離婚届、まだ持ってるんだからな? お前みたいな生意気な女は男に嫌われるんだ。さらにバツイチになったら、もう嫁のもらい手だってないぞ?」と、夫はまだ自分が圧倒的に有利だと思い込んでいるようでした。

 

「離婚して困るのはお前なんだからな!」
「生意気な態度を改めないなら……すぐ提出してやるからな」
「離婚届ならとっくに出したけど…?」

「は?」

 

 

夫のばかばかしい脅しに、「ついさっき、区役所に提出済み。私ももういろいろと限界だったの」と冷静に返した私。

 

離婚届を書いてから、しばらくの間は夫の様子をうかがっていた私。しかし、夫の態度は変わることはなく、ますます悪化していきました。それと同時に、私の心も疲弊していったのです。

 

「ふ……ふざけんなって! おい! 冗談じゃねーぞ! 話し合いもしてないのに……こんなの許されないぞ!?」と言う夫に、「え? それをあなたが言うの?」と私は返しました。家事も生活費も私に押しつけ、何の相談もなく義母に勝手に旅行をプレゼントした夫に、そんなことを言われる筋合いはありませんでした。

 

予想外の行動に焦ったのか、夫は「い……いや、ちょっと待ってくれって! 俺、お前がいなきゃダメなんだって!」と私を引き留めようとしてきました。

 

「そうだよね、生活費も貯金も自分のお金は出さなくていいし、家事は全部やってくれるし……そんな夢のような生活に慣れちゃったもんね。もう私がいない生活なんて、考えられないよね?」と私は冷たく夫を突き放しました。

 

「あ、あの……これから、俺も家事を手伝うからさ! ひどい態度とってごめん。ほら、俺ってそれなりにいい会社勤めてるし……まさか稼ぎで負けるなんて思わなくて、びっくりして、つい嫌な態度とっちゃっただけなんだよ……」と夫。

 

「私もあなたの豹変にびっくりしちゃって、つい離婚届を出しちゃっただけなの。私たち、似た者同士だね?」と朗らかに言うと、「だったら……!」と夫。

 

「でもね、私は搾取されるのはもう嫌なの。一緒に生活するなら、あなた以外の……そうね、対等な関係を築ける人を選ぶわ」と言って、私はやり取りを終えました。そしてそのまま荷物をまとめ、2人で暮らした家を後にしたのでした。

 

その後――。

 

 

 

私が家を出てから数日後、元義母から「離婚したって息子から聞いたわ……。あの子、あなたのせいだみたいに言うものだから、詳しい話をあなたから聞きたくて」と連絡がありました。

 

てっきり引き留められるのかと思っていた私は、正直に今までの経緯を話しました。すると、元義母は電話口で大きなため息をつき、「やっぱり……。あの子の話はあまりに自分勝手で、どうも信じられなかったのよ。旅行のプレゼントも、今思えばおかしいわよね。あの子にそんな甲斐性があるはずないもの。きっとあなたのお金なんでしょう」

 

と、すべてお見通しの様子でした。そして、「私は息子のどうしようもない性分も、そして誠実なあなたの人柄もよくわかっているつもりよ。あんな息子が私の子だなんて恥ずかしい……。あなたが離婚を決意して当然よ!」と、強く私の肩を持ってくれたのでした。

 

以前から私の仕事にも理解を示し、「在宅で仕事できるなんて、すごいわねぇ」と心から応援してくれていた元義母。「うちに嫁に来てくれて、私の自慢の娘だったのに……」と涙声で言われて、私まで涙してしまいました。

 

元義母によると、元夫は仕事でのミスも重なり、自主退職。再就職もままならず、今は古いアパートで日雇いバイトをしながらなんとか食いつないでいるとか。

 

経済力や立場を盾に、相手を支配しようとする関係は決して長続きしないのだと私は実感しました。互いを尊重し、思いやり、支え合うことこそが、本当のパートナーシップだとこの騒動を通じて学んだのです。

 

◇ ◇ ◇

 

今、私は静かで心地よい部屋で1人暮らしをしています。仕事も順調で、無理なく自分らしく暮らせていけそうだと感じています。パートナーに限らず、今後は私を対等に扱ってくれる人たちとだけ、良好な関係を築いていきたいと思っています。

 

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

いかがでしたか?

 

今回の2つの話から見えてきたのは、離婚届は関係を壊すためのものではなく、自分を守るための選択肢だということです。紙一枚にすぎないはずなのに、そこに至るまでには、何度も飲み込んだ言葉や、見ないふりをした違和感が詰まっています。

 

「まだ頑張れるかもしれない」と思い続けた先で、離婚届を書いた瞬間に初めて、自分の本音に気づく人もいる。それは「これ以上、自分を削らない」と決めた証でもあります。

 

幸せになるために結婚したのなら、幸せになれない場所から離れる決断もまた間違いではありません。 離婚届は終わりではなく、人生を立て直すためのひとつのスタートなのかもしれません。

 

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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