提供したばかりなのに「ぬるい!」

カフェでアルバイトをしていたときのことです。ある日、年配の男性のお客さまが来店し、提供したコーヒーをひと口飲んだ直後、「コーヒーがぬるいじゃないか」と不機嫌そうに言いがかりをつけてきました。
コーヒーは提供したばかりで、ほかのお客さまからも特に問題の声は出ておらず、自分でも温度に問題はないと感じていましたが、私は「申し訳ありません。すぐにお作り直しいたしますね」と笑顔で対応しました。
ところがその男性は、「おわびにタダにしろ!」と声を荒らげ、周囲にも聞こえるような大きな声で要求をしてきたのです。突然の強い言い方に戸惑いながらも、冷静さを保つよう意識して対応していると、近くにいた常連のAさんが、「彼女はちゃんと対応しているし、そんな言い方はないでしょう」と声をかけてくださいました。
さらに、別のテーブルにいたお客さまも、「いつもおいしいコーヒーをありがとう」と笑顔で話しかけてくれました。そのひと言で店内の空気が一変し、ざわついていた雰囲気が少しずつ和らいでいきました。
その様子を見た男性は、それ以上何も言わず、静かに席を立って帰っていきました。
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この出来事をきっかけに、理不尽なクレームに直面したときこそ、感情的にならず冷静に対応することの大切さを実感しました。そして、普段から丁寧な接客を心がけていたからこそ、常連のお客さまが自然と味方になってくださったのだと感じました。
それ以来、どんな場面でも落ち着いて対応できるようになり、自分でも少しずつ成長できていると感じています。
著者:佐藤咲/30代女性・会社員
私の彼氏になれなれしく近づく友人

中学のころの友人Aは、普段は仲の良い友だちなのに、私が好意を寄せている人のこととなると態度が変わります。わざとその人と仲良くしてみせたり、後からわざわざ「今日あの人と話したよ」と自慢げに報告してきたり……。当時の私にとって、それは小さくも深い悩みの種でした。
ある日も、友人Aは当時付き合っていた私の彼氏と連絡先を交換しようとして、SNSで探し、しっかりフォローまでしていました。ちょうどそのとき彼氏から「これ、君の友だち?」と連絡が来たので、「そうだよ」と答えました。
その後、彼氏がフォローを返すと、Aから彼氏に「B子(私)の友だちのAです! 仲良くなりたいです!」というDMが届いたそうです。
メッセージを見た彼氏はひと言、「あ、これ君が言ってた、いつも人の好きな人と仲良くなって取ろうとしてる子じゃん!」と言ってくれて、私はすごくスッキリしました。
この出来事で、誰にどこまで自分のことを話すかは自分で選んだほうがいい、と実感しました。特に距離感の違いを感じる相手には、打ち明ける内容を考えるようになりました。
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その後、彼氏とは別れましたが、今でも連絡は取り合っていて、「あのときはこうだったよね」と笑い話にしています。
著者:安部のあ/20代女性・主婦
まとめ
理不尽な出来事に遭遇したとき、ひとりで抱え込まずにいると、思わぬところから救いの手が差し伸べられることがあります。
今回の2つのエピソードに共通しているのは、「自分の振る舞いや思いを、見てくれている人は必ずいる」ということです。誠実な仕事をしていればお客様が、信頼関係を築いていればパートナーが、いざという時に最強の味方になってくれます。
トラブルの渦中にいると視野が狭くなりがちですが、自分を信じてくれる存在を大切にし、誠実に向き合い続けることが、理不尽な状況を打破する一番の近道なのかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※一部、AI生成画像を使用しています
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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