フラれてしまった過去
数年前、僕は当時交際していたBにフラれてしまいました。B曰く、「あなたは手取りが少ないし…贅沢ができないから!」とのこと。
そのころ僕はまだ駆け出しで、確かに給料は高くありませんでした。彼女もそのことは理解してくれていると思っていたのですが、「別れたい」と言われてしまったら、受け入れるしかありませんでした。
その後、僕は転職先でAという女性と仲良くなりました。落ち着いた彼女に支えられながら、仕事にも力を入れることができて……。その後、Aとは交際を経て婚約することに。
そんなときです。Aに「友人から、『恋人が欲しいから男性を紹介してほしい』と言われている」と相談されました。
そして僕とAは相談して、お互いの友人を集めて食事会を開催することにしました。
偶然居合わせてしまった元カノ
食事会当日。それぞれの自己紹介が終わった直後、店の奥から聞き覚えのある声が。そこにいたのはまさかのB。彼女は僕に気付くなり、「元彼がいるんだけど!」と周囲に聞こえる声で話しはじめて……。そのまま僕たちのところへ来て、僕を指し「この人と付き合うのはやめたほうがいいよ!」と言い出したのです。
「稼ぎが少ないし、付き合っても損だよ!」とB。Bの勢いに圧倒されて、僕が何も言えずにいたのも悪かったのですが、その場の空気は最悪でした。
そんなとき、僕の隣に座っていたAが声をあげました。
「彼は会社で役職ももらっているし、お給料はそれなりにもらっているはずです」と。
Aの言葉を聞いたBは「え、そうなの?」と動揺。しかし、すぐに「それなら早く言ってよ! また付き合ってあげるから」と態度を一変させて、なんと復縁を迫ってきたのです。
だってお金目当てでしょ?
さらにBの口からは「私と結婚して!」と衝撃発言が。B曰く、僕と別れたあとずっと婚活をしていたそうですが、条件に合う人が見つからなかったとのこと。
するとAがすかさず「残念ながら、私が彼の婚約者なので…」とひと言。それを聞いたBは驚いた表情で「こんな美人が婚約者!? 嘘だよ! ありえない!」と笑っていました。どうやら嘘だと思っていたようでした。
そこで僕がAと同じ職場であること、そこで出会ってお付き合いすることになったことを伝えると、Bも本当のことだとわかったようで……気まずそうに言葉を濁した後、彼女は僕たちの前から去っていきました。
最悪の雰囲気となりましたが、なんとかAと2人で場を盛り上げ、食事会は終了。Bの乱入も含め、最終的には友人たちも楽しんでくれたようで、ホッとしました。
そしてAと2人で帰っていたときのこと。Aはどこか不満そうな様子でした。僕が「何かあった?」と声をかけると、Aはゆっくりと口を開きました。
「今日会った元カノさんに未練はないんだよね?」
彼女は、僕に詰め寄るBの姿を見て不安になったようでした。僕が「好きなのはAだけだよ」と言うと、安心したように笑ってくれて……。
その笑顔を見て、僕は改めて彼女のことを守りたいと思いました。結局、Bは「収入」でしか異性を見ていなかったのでしょう。僕と別れたあとも「良い相手と巡り合えなかった」ということも納得できました。Bと別れなければ、こうして「守りたい」と思える女性に出会えていなかったのかもと思うと、Bと別れてよかったなとしみじみ感じてしまいます。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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