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一晩で30万円キャバクラに使った夫「ママ友呼んで説教かよ」悪びれない夫が一瞬で顔面蒼白になったワケ

私は学生時代の友人2人と、数カ月に1度、家庭や子育てなどの愚痴を言い合う「ガス抜き会」を開催しています。今回の開催場所は友人Aの自宅。そこで、単身赴任中の夫がキャバクラに30万円を使ったとAが話し始め、単身赴任先から夫を呼び出したと言いました。そして、Aの夫が単身赴任先から帰宅すると……。

 

30万円のキャバクラの代償

ある土曜日の午後、中学2年生の息子を育てるシングルマザーのBと、小学2年生の娘を持つA、そして5歳と2歳の息子を育てる私の3人でスタートさせた「ガス抜き会」。

 

家に入ると、Aはいつになく硬い表情で「今日は、みんなに立ち会ってほしいことがあるの」と切り出しました。Aが見せたのは、昨年12月のクレジットカードの明細でした。Aは「見て、30万円の請求。利用先のお店の名前調べたら、夫が単身赴任先でキャバクラに行ってたらしいの。しかもお店のSNSを見たら、夫とその後輩が投稿に載ってた。金額的にも、後輩の分も払ったんじゃないかなって予想してる。でもね、その時期、娘は40度の熱が出て私はワンオペ看病してたんだよ。夜通し氷枕を替えていたのに、不安で夫に電話しても『仕事中だ、適当にやっておけ』と切られて……。仕事だと嘘をついて遊んでいたこと、不安な私を冷たくあしらって娘の心配もしなかったこと、全部ここではっきりさせて、反省がないなら離婚も考えてる」と静かに言いました。親友の覚悟を前に、私はただ隣で頷くことしかできませんでした。

 

約束の時間になり、Aの夫が単身赴任先から帰宅。リビングにいる私たちの表情を見て、Aの夫は露骨に嫌そうな顔をしました。「何これ、女3人集まって俺に説教でもするつもり? 疲れて帰ってきたんだから、まずはメシ出せよ」と言い放ちました。「パパ帰ってきた!」と喜ぶAの娘の顔はまったく見ていません。不安そうに立ち尽くす娘ちゃん。私は思わず娘ちゃんを抱きしめます。

 

Aはその場で「この30万円。キャバクラなんだよね? 子どものお金もこれからかかってくるのに、こんな金額勝手に使われたら困るの」と冷静に話しました。Aの夫は「子育ては妻の仕事だろ? 子育ての金くらいお前が管理しろよ」と、私たちを目の前にしてもAに強く当たり続けます。

 

その瞬間、Bが立ち上がりました。「あんた、よくそんなことが言えるね。私はシングルマザーだから、子どもの進路も、病気のときの看病も、全部一人で決めて、一人で責任を負ってる。人に頼れないのがどれだけ苦しいか!」と今にも泣きそうになりながら声を荒らげるBの言葉には、彼女自身の苦労が滲んでいます。「あなたは、いざとなれば奥さんに全部丸投げして、自分は30万円も使って独身気分で遊んでる。今の娘ちゃんに対する反応見ても、父親の自覚が、1ミリも感じられないよ?」とものすごい熱量で話すBを見て、私も胸が熱くなりました。

 

Bの剣幕に、夫は「はぁ、結局説教かよ」とため息。続けて「……でも仕事の付き合いもあるし、俺だって稼いでるんだから、たまには息抜きさせろよ」と、まだ自分の正当性を主張しようとしました。あまりの幼稚さに、私たちは呆れて言葉も出ません。

 

しかし、ここからAが反撃に出ました。冷めた口調で「息抜きの額じゃないわ。あなた、お義父さんには『激務で正月も帰れない』って嘘をついて、仕送りまでしてもらってたわよね。お義父さんにさっき、この30万円の明細をメールで送っておいたから。直接説明してあげて」と告げたのです。

 

するとAの夫は途端に顔面蒼白になり、言葉を失いました。銀行員として厳格に勤め上げた義父は、何よりも「誠実さ」を重んじる人のようで、今回の浪費と、妻子を軽視する不誠実な嘘が知れれば、ただでは済まないのだとか。Bの指摘と、Aによる逃げ場のない根回しに、Aの夫はその場で崩れ落ちるように謝罪しました。

 

後日、Aから連絡がありました。義父から烈火のごとく怒られたAの夫は、義父の監視下に置かれることになったそうです。「次、家族を疎かにしたら勘当だ」と釘を刺されたAの夫は、それから一変。今では単身赴任先からも毎日、娘の勉強や体調について詳細に電話で確認してくるようになったそう。離婚まで考えていたAも、義父という絶対的な監視役がついたことで、今すぐ離婚するのではなく、これから夫がどう変わるかを見極めようと、考えが少し変わったようでした。親友の心情が少しだけ晴れたことに、私は心から安堵しました。

 

夫婦関係の悩みにおいて、周囲の力を借りるのは勇気のいることかもしれません。しかし、夫婦お互いが本気で関係を変えるためには、時に必要なことなのかもしれないと今回の一件で感じました。私たち夫婦も、この先すれ違いがおこったときは、修復不可能な状況に陥る前に、信頼できる友人や周囲の力を借りることも大切だと実感した出来事でした。

 

 

著者:宝井秀美/30代・会社員。引っ込み思案な5歳の長男と、のんびり屋な2歳の次男を育てるママ。夫婦共働きでワンオペ育児に追われつつも、子どもたちが起き出す前の朝ヨガでリフレッシュする日々

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

 

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