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夫が突然「双子の子どもがいる…」妊娠中に隠し子の存在が発覚→「うちで引き取ろう!」快諾した結果!

切迫早産の兆候が見られたため、出産予定日より3カ月も早く里帰りをすることになりました。夫は当初、「家で安静にしていればいいのではないか」と難色を示しましたが、これまで家事ひとつ満足にしてこなかった夫に、私の身の回りの世話ができるとは思えません。そのため私は……。

「家にいたら安静になんてしていられない。無事に出産してほしいなら、少しはひとりで頑張ってほしい」

 

そう説得し、ようやく夫も渋々と早めの里帰りを承諾してくれました。しかし、里帰り前日になって、夫から信じがたい事実を打ち明けられたのです。

 

 

突然、夫が双子のパパに

「前の奥さんが亡くなったんだ」
「双子の子どもがいるんだけど」

 

夫には離婚歴がありました。前妻とは疎遠になっていたため、離婚後に双子が生まれていたことを最近まで知らなかったといいます。今回、前妻の訃報とともに、前妻の家族から子どもたちの存在を知らされたとのことでした。

 

「身寄りがなくて、育てる人がいないらしいんだ。俺が父親として面倒をみたい」

 

夫の言葉に、私は戸惑いを隠せませんでした。しかし、親を亡くした幼い子どもたちを放っておくわけにもいきません。悩みましたが、ある条件を提示して引き取りに同意しました。


「うちで引き取ろうよ!」


「え? いいのか……?」
私の返答に驚いた様子の夫。きっとすぐに私が受け入れるとは思っていなかったのでしょう。そんな夫に、私は条件つきで引き受けることを提案しました。

 

双子は6歳の男の子。現在私は早産の兆候が出ており、わんぱくざかりな2人の世話をすることができません。出産するまでの間、夫がひとりでちゃんと面倒を見ること。それを条件に、今後養育していくことを約束しました。

 

夫はその条件を了承し、双子との生活がスタート。私は不安を抱えながらも、実家へ里帰りすることになったのです。

 

 

父親失格

里帰りから1カ月ほどが過ぎたある日、穏やかな生活を一変させる出来事が起こりました。

 

「突然何なの!? どういうこと!? ちょっと!!」
実家の玄関先で、母の驚く声が響き渡ったのです。慌てて向かうと、そこには双子の男の子たちが立ち尽くしていました。なんと、夫が子どもたちを私の実家に強引に預けていったのです。夫に電話をかけると、夫は悪びれる様子もなくこう言い放ちました。

 

「子育てなんて、やっぱり俺には無理だった。それに、母親を亡くしたばかりの子どもたちには、母性が必要だと思う。君の実子じゃないからって面倒を見ないなんて言わないよな?」

 

あまりに身勝手な言い分に、私は言葉を失いました。今の私は安静が必要な身であり、母もパートに出ていることが多く、父も現役で働いています。平日の日中は大人が不在になることもあり、幼い双子の世話をすることは現実的に不可能です。

 

そのことを訴えても、夫は「俺だって仕事があるし、どう接していいかわからないし、無理なんだよ」と。それどころか、子どもたちを引き取ったことへの不満まで口にする始末でした。

 

 

夫の嘘と目的

夫にはもう任せられないと判断した私は、双子の今後について話し合うため、前妻のご両親に連絡を取りました。すると、衝撃の事実が明らかになったのです。

 

前妻のご両親は、当初から「自分たちで孫を育てたい」と申し出ていました。しかし、夫が「父親である自分が育てる」と言って譲らなかったと言うのです。

 

さらに調査を進めると、夫の目的が「お金」だったことも判明しました。前妻が子ども名義の資金を残していたらしく、夫は父親として関与できれば管理にも口を出せると考えていたようです。

 

引き取り手がいないと嘘をつき、お金目当てで子どもたちを連れ回し、手におえなくなると私に押し付ける。夫の非道な振る舞いに、私は激しい嫌悪感を抱きました。

 

 

新しい人生へ

そんな連日の心労が重なり、私は体調を急変させて救急搬送されました。緊急手術となり、予定より早く娘を出産。娘はNICU(新生児集中治療室)に入院することになりました。

 

妻と娘を危険にさらしておきながら、夫は「かわいい女の子なら子育ても楽しめそうだ! 早く会いたい」などと浮かれた連絡をしてきました。双子を育児放棄した人間に、娘を会わせるつもりはありません。私は夫に離婚を突きつけました。

 

「君には僕が必要だ! 両親は揃っていたほうがいい」などと夫は抵抗しましたが、私の決意は揺らぎませんでした。調停を経て、こちらの主張をほぼ通す形で離婚が成立しました。

 

現在、私は実家で娘と穏やかに暮らしています。双子は前妻のご両親のもとへ戻り、落ち着いた生活を取り戻していると聞きました。夫とは二度と関わるつもりはありませんが、あの子たちが幸せに成長してくれることを、遠くから祈っています。

 

◇ ◇ ◇

 

金銭目的で子どもを振り回し、身重の妻に負担をかけた夫の行動は、決して許されるものではありませんね。「両親が揃っていることが幸せ」という考え方もありますが、子どもやパートナーを大切にできない親と一緒にいることが、必ずしも正解とは限らないのかもしれません。子どもの安全と自分の心を守るために、勇気を持って環境を変える選択をしたいですね。

 

【取材時期:2026年2月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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