

女子の間では生理の話が気軽に交わされる
男子が全体の1割程度しかいない、ほぼ女子ばかりの大学に入学したてのころでした。
年齢も大人へと近づいたためか、女子の間では性や生理の話が当たり前のようにされていました。イライラしている子は、自分自身のことを「もうすぐ生理かも〜」と言ったり、いつもは穏やかな子がピリピリしていれば「もしかして今、生理が近いとか?」と心配して聞く子がいたり、私の周りでは女性ならではの会話が多く繰り広げられていました。
男子生徒のひと言でシーン…
そんなある日、講義の中で、教授がイライラしている日がありました。教授がレジュメを取りにくるよう学生たちに告げたのですが、ダラダラとおしゃべりしながら行動する学生が多く、苛立った教授は学生たちに対して学ぶ側としての態度の在り方や、講義の時間の貴重さについて説教したのです。
そのとき、全体の1割しかいない男子学生の1人が「なんか教授イライラしてるなあ。生理なんじゃね?」と言い放ったのです。
たまたまその瞬間、教室内のざわつきがおさまっていたせいか、その声は遠くにいた人にも聞こえたようです。誰1人笑うことなく、凍りつく空気。言った本人はさほど気にしていないようでしたが、周りはドン引きでした。幸い、教授本人には聞こえていなかったようです。
生理前や生理中にイライラしてしまうことがあると男性に知ってもらえることはとても大事なことだと思います。けれど、ジョークのように「イライラしているから生理か?」と言われるのは、とても不快に感じました。私たち女子の間で軽く生理について話題を出していたのも悪かったのかもしれないと、考えさせられた一件となりました。
文:橋本かなこ/女性・主婦
作画:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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