義父に新車を貸した15分後…1本の電話が
義父が「近くのスーパーまで買い出しに行くから、その新しい車を運転させてくれ」と言い出しました。夫は心配して断りましたが、義父は「免許返納なんてまだ先だ。俺は運転のプロだぞ」と聞く耳を持ちません。結局、押し切られる形で車の鍵を貸してしまいました。
嫌な予感は的中します。15分ほど経ったころ、夫のスマホに着信が……。どうやら、スーパーのポールに車をぶつけてしまったとのこと。戻ってきた車の助手席側は見るも無残な状態で、大きくこすれ、深くへこんでいました。
義父は「ポールが変な位置にあったんだ」と苦しい言い訳をするばかりで、謝罪の言葉はありません。さらに最悪なことに、「これくらい保険で直るだろう」と、軽く笑って済ませようとしたのです。
大切にしていた新車を傷つけられた夫は激怒し、お祝いムードだった帰省は一瞬で険悪な空気に変わりました。幸い娘は車に乗っていませんでしたが、もし娘を乗せた状態で事故を起こしていたらと思うと、ゾッとして生きた心地がしませんでした。
結局、修理費用は義父に全額負担してもらいましたが、失われた信頼が戻ることはありません。この一件をきっかけに、「できるだけ公共交通機関を利用し、人を乗せての運転は控えること」と約束しました。
家族であっても車の貸し借りは慎重であるべきだと、改めて痛感した出来事です。現在は、義父に免許返納についても検討してもらっています。
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車の運転は一歩間違えれば命に関わるもの。「これくらい大丈夫」と思う気持ちが、大きな事故につながることもあります。
このような出来事を機に、運転への向き合い方を見直すことや、必要であれば免許返納について前向きに検討することも、決して後ろ向きな選択ではありません。お互いの命を守るための“思いやり”として、家族みんなで安全について考えるきっかけにできるといいですね。
著者:田町まなみ/30代 女性・パート。2歳の娘を育てる母。結婚を機に夫の地元へ移住。慣れない土地での生活に戸惑いながらも育児に奮闘中。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)