いー君が2カ月半になっても、授乳はつらいまま。ちかさんは、泣かれるたびに自分を拒否されるような感覚になり、苦しみ続けました。母乳もミルクも嫌がり授乳を拒否。いー君が泣き疲れるまで泣かせる日々に、絶望を感じるようになっていきます。
そして、感情が限界に達し、思わず怒りを爆発させたことで、自分の心の異変に気づきます。
さらには食欲も落ちてしまい、夫に説得されていー君の予防接種の際に病院へ相談。
看護師から心の状態を心配され、いー君を出産した総合病院での受診をすすめられました。受診予約の際、電話でこれまでのつらさを打ち明け、話を聞いてもらえたことで、ちかさんは少し救われた気持ちになります。
しかしその夜、いー君は再び授乳を拒否し、朝4時ごろにようやく眠りました。
そして翌朝、気付くとAM11時半……なんと7時間半もぶっ通しで寝ていて、胸がズキズキと痛みます。
授乳拒否のいー君はきっと飲んでくれない……
すぐに母乳外来に連絡するものの当日は受診できないとの回答で、ちかさんは強い痛みと不安で困り果ててしまいます。
目を覚ました息子がなんと……!?
















※「圧迫授乳」について:詰まっているところを押しながら飲ませる授乳方法。無理に強く押すと乳腺を傷つける可能性があるため、痛みを感じない程度に、溜まった母乳を押し出すイメージでゆっくり押すことがポイントです。





「どうしよう……」と困惑するちかさんに、母乳外来の担当者は「赤ちゃんに一度飲んでもらえるか試してみて、それでも難しければ電話して」と提案。
電話のあと、眠っていたいー君が目を覚ましました。
いつもなら寝起きに泣くはずのいー君ですが、その日はなぜか泣きません。
不安を感じながらも、ちかさんはいー君に今の状況を伝え、授乳を試してみることにしました。
「飲んでくれる気がしない」と期待していなかったものの、いー君は初めてごくごくと母乳を飲み、両胸の詰まりを見事に解消してくれたのです。
思いがけない出来事に驚きながら、ちかさんは涙を流し、いー君に感謝するのでした。
▼授乳拒否が続き、心身ともに追い詰められていたちかさん。泣かずに、授乳拒否せずに、しっかり母乳を飲んでくれることほどうれしいことはないでしょう。もしかすると、いー君に、ちかさんの切実な思いが伝わったのかもしれませんね。
子育て中の悩みは「いつまで続くのか」と、先が見えず不安になることもありますが、今回のように状況がふと好転することもあります。つらい時間の中にも訪れる小さな変化や喜びを大切に、子育てしていきたいですね。
「限界かも」と思ったらまずは相談を!
心が限界を迎えたとき、相談窓口に連絡するのも一つの方法です。『#いのちSOS』や『いのちの電話』では、電話、チャットやSNSによる相談に専門の相談員が対応してくれます。まずは、0120-061-338(#いのちSOS)や0120-783-556(いのちの電話)に電話してください。パートナーや家族、行政や専門家などにサポートを求めながら、必要な支えを受け取ってくださいね。
#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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ちか
