その後もレオくんの問題行動は連日続き、ついにようさんはレオくん親子と話し合うことに。
ところが、レオくんは「やってない」と否定。母親とも話し合いにならないため、ようさんは仕方なく、すいちゃんの学童をやめさせて距離を取ることにしました。
そんなある日、すいちゃんがレオくんを連れて帰宅しました。
行くところがないと家に上がり込もうとするレオくんを一旦玄関先で待たせ、ようさんは学校に連絡しますが、そのわずかな間でレオくんは姿を消してしまいます。
慌ててレオくんを探しに向かう担任の谷本先生と、そのあとを追うようさん。
公園でレオくんを発見し話を聞くと、レオくんは学童を辞めたものの、自宅のカギは落とすからと持たせてもらえず、母親が帰宅する19時まで家に入れないといいます。
その話に驚きながらも、ようさんはレオくんと手をつなぎ、学校へ送り届けたのでした。そのあと……
やるせない思い










その日の夕方、谷本先生からようさんへ電話がありました。
無事に送り届けてくれたことへのお礼とともに、レオくんの保護者とはまだ連絡が取れず、母親が帰宅する19時までは学校で保護することになったと伝えられます。
「明日からはどうするんですか?」
心配するようさんに、先生は「正直困っています……下校後のことはご家庭に任せているので……」と戸惑いを隠せない様子。
先生は、「もしまた家に訪ねてきても、中には入れず、学校に行くように伝えてください」と告げ、電話を切ります。
「教師って大変だ……」
ようさんは、次々と起こるトラブルの対応に追われる先生のことも案じずにはいられないのでした。
▼学校のルールや一般的な常識が通じないケースでは、子どもたちの安全を守るために、現場の先生や周囲の大人たちに大きな負担がのしかかります。
しかし、子どもたちの安心と安全、そしてそれぞれの立場を守るためには、あきらめずに丁寧に説明を重ね、理解を求めていくしかありません。時間がかかっても、子どもたちの安心できる環境を守るために向き合い続ける――そんな大人の姿勢が問われるエピソードでした。
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神谷もち
