書籍『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』とは

大人気の料理家・長谷川あかりさんの書籍『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』(ダイヤモンド社)。
美味しくて簡単なレシピや、献立の組み合わせが紹介されているのはもちろん、「献立の方程式」までもが学べる、一生大切にしたい、教科書的な存在です。
そんな一冊の中から、今回は「ゆで魚と豆腐炊き込みごはん献立」を作ってみます。
献立の内容は「白身魚とレタスのオイスターソースがけ」と「しらすと小松菜、豆腐の炊き込みごはん」です。 ちょっぴりドキドキする工程もありましたが、さっそく作ってみます。
長谷川あかりさん「白身魚とレタスのオイスターソースがけ」のレシピ

材料(2人分)
・白身魚(子持ちカレイ、タラ、鯛など)…2切れ
・レタス(半分に切る)…小1個
・料理酒…大さじ3
・オイスターソース…大さじ3〜(1人分=大さじ1と1/2が目安)
・ごま油…大さじ1
・生姜(千切り)…適量
作り方①レタスをゆでる

鍋(今回はレタスが入る大きさのフライパンを使用しました)にたっぷりの湯を沸かし、料理酒を加えます。レタスを入れて20秒ほどゆでたら、ざるに上げて水気を切り、粗熱を取りましょう。
レタスをゆでる際に10秒ほどオーバーしてしまい、内側の葉が真っ茶色に。
※写真は、新しいレタスにすり替えたものです。失敗したものは、茶色い部分を取り除いてバリバリと美味しくいただきました。
皆さんは私と同じ轍を踏まぬよう、時間をしっかり守ってくださいね。
作り方②魚をゆでる

レタスをゆでた鍋に白身魚を入れ、たくさんの小さな泡がフツフツする状態をキープしてゆでましょう。
子持ちカレイなどの大きい魚は14〜15分くらい、タラや鯛などの小さな切り身であれば7〜10分が目安だそうです。
作り方③盛り付ける

ゆでた魚とレタスを盛り付け、生姜をのせます。
そこに、フライパンでアツアツに熱したごま油を回しかけましょう。
作り方④オイスターソースをかける

全体に、オイスターソースをかけたら完成です。
長谷川あかりさん「しらすと小松菜、豆腐の炊き込みごはん」のレシピ

材料(2人分)
・米…1合
・しらす干し…30g
・小松菜…1/2束
・木綿豆腐…1/2丁(175g)
・料理酒…大さじ2
・塩…小さじ1/2
・しょうゆ(お好みで)…適量
作り方①米に水を注ぐ

炊飯器の内釜に洗った米を入れて、料理酒と塩を加えます。1合の目盛りまで、水(分量外)を注ぎましょう。
作り方②豆腐としらすをのせて炊飯する

豆腐としらすをのせたら、通常通りに炊飯します。
実はこちらの炊き込みご飯は、ネットミームと化してXを賑わせていた「あかり、信じてるからな…」というポストの元ネタになったレシピ。内釜に豆腐がドンと鎮座したこの光景、見覚えがある方もいらっしゃるのでは?
あかりさんのレシピって、使う調味料が少なくてとにかく簡単(時にダイナミック)過ぎるあまり、本当に美味しく仕上がるのか、作っている途中はちょっぴり心配になってしまうんです。
それでは勇気を出して「あかり、信じてるからな」(炊飯スイッチオン)。
炊き上がりは、このような感じに。

……不安は、まだ拭い去れていません。
作り方③小松菜を入れて蒸らす

炊き上がったところに、茎は1cm幅、葉は粗みじん切りにした小松菜を加え、ふたをして5分蒸らします。
作り方④全体を混ぜる

豆腐を崩しすぎないように、全体をふんわりと混ぜたら完成です。
器に盛り付け、お好みでしょうゆをかけてくださいね。
【実食】ドキドキの先に辿り着いたお味は……?

まずは、ゆで魚から。
魚をゆでるだけと聞くと、どうしても水っぽさや味気なさを感じてしまいそうですが、ひと口食べた瞬間、その予想はあっさり覆されました。
低温でじっくりゆでたからか、身は驚くほどしっとり。余分な臭みが抜けている分、白身魚本来の旨みやほのかな甘みがはっきりと感じられます。

そこに生姜の爽やかさとごま油の香ばしさ、オイスターソースの濃厚なコクが合わさり「主役のおかず」として成立しているんです。
湯通ししたレタスの食感もシャキシャキと楽しく、濃いめのソースがよく合うので「あとひと口」を繰り返してしまい、レタス半玉をぺろっと完食です。
続いては、気になる例の炊き込みご飯。

ひと口食べた瞬間、思わず「美味しいぃぃ!」と心の声が漏れます。
豆腐が入っていますが、炊き込んでいるので水っぽさは一切なし。大豆と米の優しい甘みが溶け合い、ご飯一粒一粒の美味しさが、いつも以上に際立ちます。
そこにしらすの塩気と小松菜のほどよい苦味が加わり、優しいだけでは終わらない完成度の高い一品に。
味変に、しょうゆをちょろりとかけてみます。

さすが、馴染み深い調味料。素朴さを壊すことなく、旨みと風味をそっと底上げしてくれます。
気取らないのにしみじみとした美味しさがある、毎日食べたくなるような炊き込みご飯です。
2品を食べ進めていると、互いを引き立て合ってどちらも出しゃばらない、献立としての相性の良さに驚かされます。

そして、普段は早食いの私ですが、食べるペースが自然に整っていくような、不思議な心地良さも。満足感があるのに重たくなく、身体にも気持ちにも無理のない献立です。
丁寧な暮らしをしようと思っては幾度となく挫折しているのですが、生活が整っている気分をちょっとだけ覗かせてもらったような気持ちになれました。
毎日のご飯作りの手間を減らそう!
空っぽの食器を前に「やっぱりあかりさんを信じて良かった〜」と、大満足。
ゆで魚は他の白身魚でも応用できますし、炊き込みご飯は他のおかずにも合いそうなので、一気に献立のレパートリーが増えました。
皆さんも、物は試しに!ぜひ挑戦してみてくださいね。
※炊飯器の機種によっては調理に向かない場合があり、思わぬ事故につながることもあります。取り扱い説明書をご確認ください。
書籍『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』を要チェック!

長谷川あかりさんの書籍『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』には、今回ご紹介した献立以外にも、気負わず作れて、ちゃんと美味しいレシピがたっぷり掲載されています。
献立を考えるのが少しおっくうな日も、ページをめくれば「これにしよう」がすぐ見つかるはず。
毎日のごはんづくりが、ちょっとラクになる一冊です。ぜひチェックしてみてくださいね。
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