謝罪に行ったら衝撃の発言をされ…
もちろん、防音マットを敷き詰めるなど対策はしていたつもりでしたが、それでも階下に響いていたようで、申し訳ない気持ちで謝罪に伺いました。
玄関先で深々と頭を下げると、その女性は厳しい表情で「毎日ドタバタと、まるで太鼓を叩いているようですよ」とおっしゃいました。私は菓子折りを渡し、今後のさらなる対策を約束しましたが、その後に続いた言葉に衝撃を受けました。
「実は私、昔ピアノの先生をしていたの。だから音には敏感なのよ。お子さんの歩き方のリズム、少し早すぎるから病院で診てもらったら?」という言葉を投げかけられたのです。
騒音への苦情は真摯に受け止めるべきですが、子どもの発育にまで口を出されたことに、ショックと戸惑いを隠せませんでした。管理会社にも相談しましたが「生活音の感じ方については個人差がある」と消極的な対応で、私は精神的に追い詰められてしまいました。結局このままではお互いに不幸だと感じ、半年後に一戸建てへ引っ越しました。
突然の苦情、さらには育児への予期せぬ指摘に驚き、当時はひどく落ち込みました。しかしこの経験から、集合住宅での防音対策には限界があることや、価値観の異なる相手と歩み寄る難しさを痛感しました。無理に耐えて精神的に疲弊するよりも、環境を変えることが家族の笑顔を守る最善策だとも学びました。現在は周りを気にせずのびのびと子どもを遊ばせられる環境に身を置くことで、心の平穏を取り戻せています。
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お子さんが元気に遊ぶ音は、親としては自然なことであり成長の一部でもありますが、同時に周囲の方にとっては騒音と受け取られてしまうことも。特に集合住宅では、防音対策をしていても音を完全に消すことは難しく、また人それぞれ音の感じ方や価値観が異なるため、トラブルになりやすいですよね。
ただ、戸建てに引っ越すという選択は誰もが簡単にできることではありません。そのため、引っ越し以外の方法で生活音に対処することも大切です。例えば、防音マットやカーペットをさらに厚くしたり、お子さんが動き回るスペースに重点的に敷くことで、足音を軽減できるでしょう。さらに、子どもが元気に遊ぶ時間帯を工夫することで、周囲の方への配慮につながることもあります。早朝や深夜はできるだけ静かに過ごす習慣を取り入れるだけでも、周囲からの印象が変わるかもしれません。
また、近隣の方とコミュニケーションを取ることも、音の問題を解決する一つの方法です。苦情を受けた際には誠意を持って対応し、お互いの立場を理解し合うことで気持ちが通じる場合もあるでしょう。それでも解決が難しいときは、管理会社や自治体の相談窓口を利用することも手です。専門機関が間に入ることで、冷静に状況を整理でき、精神的な負担も軽くなることがあります。
お子さんの成長を見守りながら、できる範囲で周囲と歩み寄る工夫をしていくことが、心の平穏につながるのかもしれません。それぞれの状況に応じて、少しずつできることを試してみることが大切ですね。
著者:小暮 日向/30代女性・会社員
3歳の娘を育てている母親。両親との同居を検討中。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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