その後もことあるごとに母親はミズキさんを怒鳴って責め立て、ミズキさんは次第に追い詰められていきました。
さらに母親は、父親が育児をサポートするのが気に食わない様子。父親に怒鳴り散らし、ミズキさんに心無い言葉を浴びせた挙句、一人で激高し、そのときからすべての家事を放棄したのです。
そして母親の行動はエスカレート。ミルク缶を勝手に捨て、「捨てられるのが嫌なら謝れ!」とまで言い出します。
数日後、ミズキさんは夫・カナタさんが実家を訪れた際に里帰りをやめると宣言。すると母親はお礼を要求しだしたのです。
と同時に、数年前に母親と縁を切ったミズキさんの妹・アンナさんが帰ってきました。
怒る母親の姿に動じることもなく「だから近所でヒステリックおばさんって呼ばれるんだよ」と告げます。母親は激怒し、「私は悪くない。ミズキが悪い」と責任転嫁。
カナタさんがミズキさんにこれまでの経緯を説明すると「そりゃお姉ちゃんもこんな所にいたくないでしょ」と、ミズキさんの味方になり、一緒に母親に立ち向かってくれたのです。そんな妹の姿を見たミズキさんは……!?
娘として母親として…実母に告げる怒り









母親の言動をはっきりと咎め、全面的にミズキさんの味方をしてくれたアンナさん。
その姿に背中を押され、ミズキさんは勇気を出して母親に、里帰り出産をするつもりはなかったこと、母親に「こっちで産みなさいよ」と言われ里帰りする決心をしたと、自分の気持ちを伝えます。
「ミオちゃんのミルクを捨てられたのは、絶対に許せない!」
自分に対しての嫌がらせなら我慢できた……
でも、娘への被害は許せない……!!!
守るべき存在ができたからこそ、はっきりと怒りを示すことができたのでした。
▼自分のためには飲み込んできた思いも、大切な人のためなら声にできることがあります。誰かの支えや味方の存在は、閉じ込めていた勇気を引き出してくれるもの。
親に遠慮してきた“娘”としての自分から、わが子を守る“母”としての自分へ――。その覚悟を示した瞬間は、ミズキさんにとって大きな転機だったはずです。揺れながらも自分の足で立とうとする姿が、胸に響くエピソードでした。
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たに
