生後10日で高熱!
第3子となる息子が生まれ、無事退院したのも束の間。39度近い高熱が出て、口内炎のようなものがたくさんできてしまい、哺乳もままならない状態に。かかりつけの小児科に行ったものの、まだ生まれて10日ほどしか経っていなかったため、念のため総合病院で検査してもらうよう言われました。3人目の子どもとはいえ、生後10日で高熱を出すことは初めてだったので、さすがに不安になりました。
義母が付き添ってくれることに……
そのことを義母に話すと、心配だからと付き添ってくれることに。不安も募っていたため、付き添ってくれるのはとてもありがたいし、心強く感じました。そして総合病院の小児科で検査するべく待合室に座って待っていると、診察の順番が来たことを知らせる画面に息子の名前が表示されました。そのとき、義母が信じられない一言を放ったのです。
それ、いま言う必要ある!?
画面に表示された息子の名前を見て義母が言い放ったのは、
「やっぱり、なんか格好悪い名前よね〜」
⋯⋯一瞬、何を言っているのか理解できないほど衝撃的な一言でした。診察を受けながら少しずつ怒りが込み上げてきて、「そう思っていたとしても、いまこの状況で言う必要ある!?」と、心のなかでイライラが募りました。
検査は無事終わりましたがその日に結果に出ず、なんだかモヤモヤした1日でした。その後、検査結果をひとりで聞きに行き、異常は特になく、息子の体調もよくなりました。
病院での一件以来も、義母はまったく悪びれた様子もなく接してきますし、孫のこともかわいがってくれています。義母の好みの名前ではないという本音が、とっさにポロッと出てしまったのでしょう。名付けたばかりでその名前を否定されるのは正直悲しいものがありましたが、状況的に私も少し気にしすぎてしまった部分があったと思います。今後はあまり細かい発言は気にせず、義母とは良い関係を保ちたいと思います。
著者:松本寛子/女性・主婦。結婚を機に地方へ引っ越し出産。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
イラスト:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています