「嫁は従って当然」法事準備を丸投げする義母
義母は「尽くされて当然」「嫁は姑に従っていればいい」と言い、法事の準備をすべて私に押し付けました。
反論したい気持ちはありましたが、これ以上言っても無駄だと感じ、私は準備を進めることに。義父のためだと思い、なんとか気持ちを立て直しました。
法事前日の夜、準備に追われていた私は、必要なものを買い忘れていたことに気づきました。ほかにもやることがあったため、仕事帰りの夫に連絡して頼むことに。こんな時間に申し訳ないと思っていたのですが、夫は嫌な顔ひとつせず引き受けてくれました。
それどころか、「法事の準備を進めてくれてありがとう」と私を気遣ってくれたのです。義母が家のことを私に押し付けていることも理解していて、「図々しくて申し訳ない」とまで言ってくれる夫に、私は救われました。
4カ月後、義母が突然の“追い出し宣言”
それから4カ月後。義母は上機嫌で「長男夫婦が引っ越してくる」と言い出したかと思うと、今度は私たちに「あなたたち次男夫婦は1カ月以内に出て行って。部屋もキレイに片付けて」と、突然の追い出し宣言をしてきました。
理由は「この家では本当の家族だけで暮らす」というもの。あまりにも一方的で、私は言葉を失いました。
さらに義母は、引っ越しの際に私たちが買った家具家電を「息子が買った物だから全部置いていけ」と要求。私は「わかりました。ただし、私が買ったものは全部処分します」とだけ告げました。
義母は私を専業主婦だと見下していたため、「あなたが買ったものなんてほとんどないでしょ」と笑っていましたが、私はその言葉をしっかり覚えていました。
家が“もぬけの殻”に…!?義母が知った真実
その後、義母の家から家具も家電もなくなり、家の中は文字どおり“もぬけの殻”になりました。大激怒した義母は夫に詰め寄ったそうですが、夫は「妻が買ったものは処分すると約束しただろ」と淡々と返したといいます。
義母は、専業主婦の私にそんなお金があるはずがないと思い込んでいました。けれど実際は、私は亡き両親の遺産を相続しており、そのお金を祖父母が私が大人になるまで大切に守ってくれていました。
夫はそのことを知っていて、義母に知られれば資産目当てでたかられると思い、あえて黙っていてくれたのです。
真相を知った義母は「だったらもっと私のために使いなさいよ!」と逆上しましたが、夫は「追い出したのは母さんだろ」「妻が相続した財産は共有財産じゃない。母さんのために使う義理はない」ときっぱり。さらに、長男ばかりを甘やかし、自分を利用してきたことへの怒りもぶつけ、「実家と縁を切る」と告げました。
半年後、義母がまさかの手のひら返し…
それから半年後、義母が泣きついてきました。「やっぱり帰ってきてほしい」と。
聞けば、エリートだと自慢していた長男は会社を解雇されており……借金まであるとのこと。地方異動という話も嘘で、本当はお金に困って実家に転がり込んできただけだったのです。
義母は長男夫婦に振り回され、今度は私たちを頼ろうとしてきました。ですが、追い出したのは義母です。長男を甘やかし続けてきたのも義母自身でした。
今さら、「あなたたちを尊敬している」「仲直りしたい」と言われても、私も夫も気持ちは変わりません。私は「もう私たちはあなたを他人だと思っています」と告げ、義母の申し出を断りました。
義母と長男夫婦、私たちの関係は…その後
その後、義実家は生活が困窮し、家族仲も崩壊。長男夫婦は離婚し、その後、義母と長男は別々に暮らしているそうです。
一方、私と夫はマイホームを建て、穏やかに暮らしています。これからも夫婦で堅実に生きていこうと思っています。
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相続した財産は原則として夫婦の共有財産ではなく、相続人個人のものです。だからこそ、その使い道を誰かに強制されるものではありません。家族であってもお金の問題はきちんと線引きをし、自分たちの生活を守ることを優先に考えたいですね。
【取材時期:2026年2月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています
※一部にAI生成画像を使用しています