私のお金なのに?
私は、少しでもお得になるものが好きです。たとえば、アプリをダウンロードするともらえるクーポンや、レシートのアンケートに答えて手に入るクーポン、抽選でギフト券が当たるものなど。見つけるとつい活用したくなります。
しかし彼は、そういうものを使わずに「定価でサッと払うのがかっこいい」と思うタイプでした。感性の違いなので、それ自体は「そうなんだ」で済む話です。
ただ、ある日お店で私がポイントを使ってお会計をしようとしたとき、彼が店員さんに向かって「すみません。クーポンやポイントは使わずに支払います」と言い出したのです。支払うのは私なのに……。
「私が払うなら私のやり方でよくない?」とモヤモヤしました。こういう価値観のズレは、きっとこの先ほかの場面でも出てくる。そう感じて、早めにお別れしました。
◇ ◇ ◇ ◇
お得を楽しむ派と、定価で払う美学を貫く派。どちらが正しいかではなく、問題は「誰が払うか」を無視して主導権を取ったことかもしれません。日常のちょっとした場面でも、相手の選択を尊重できないと違和感は積もっていくもの。早めに別れを選んだのは、無理に我慢し続けず未来の自分を守るために賢い選択だったとも言えそうです。
著者:田中せいこ/20代女性・専業主婦
イラスト:にゃち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!