パスタの世界チャンピオン!弓削啓太シェフのレシピに挑戦
今回挑戦するのは、2019年イタリア最大手のパスタメーカー「バリラ」が主催する国際パスタ競技大会「パスタ・ワールドチャンピオンシップ」で見事優勝した弓削啓太シェフが、ご自身のYouTube『YUGETUBE』で紹介した「トマトと卵のスパゲッティ」です。
そんな弓削啓太シェフが教えてくれるこのレシピは、なんと具材が“ミニトマトと卵とにんにくだけ”!という、びっくりするほどシンプルなパスタなんです。
高級なお肉や生クリーム、特別なソースはいらないですと……!?
ミニトマトと卵だけのパスタなんて食べたことがないですし、それでいて衝撃的なうまさと、YouTubeのコメント欄は「何回も作ってます」「本当に美味しかった」「リピートします」「衝撃的」とお祭り騒ぎ状態。いったいどんなパスタなのか興味津々です。
それではさっそく作っていきましょう!
弓削啓太さん「トマトと卵のスパゲッティ」のレシピ

材料(2人分)
・スパゲッティ(1.8mm)…200g
・EVオリーブ油…40g
・にんにく…2片
・ミニトマト…200g
・唐辛子…2本
・卵…2個
・粉チーズ…20g
・パスタ湯…大さじ2+お玉2〜3杯分
※今回はスパゲッティのみ1人分の分量で作りました。
※スパゲッティは家にあった1.6mmのものを使用しました。
作り方①下準備をする

ミニトマトはヘタをとって半分にカットします。

にんにくは皮をむいて潰しましょう。

卵は白身と黄身に分けておきます。

後の手順でパスタ湯を使うので、最初のうちにパスタ湯(分量外の塩を加えたお湯)を沸かしておきましょう。
作り方②卵の黄身に粉チーズを加えて混ぜる

卵の黄身に粉チーズを加えよく混ぜます。こってりした黄身のソースになりますよ。

パスタ湯大さじ2を加えてのばします。

卵の黄身とチーズのソースができあがります。
作り方③卵の白身を揚げ焼きする

フライパンにオリーブオイルをひき、潰したにんにくを入れてから弱火〜中火で熱します。
少し温まったら弱火にして、にんにくの香りをオリーブオイルに移しましょう。
にんにくの香りが移ったオリーブオイルで卵の白身を揚げるように焼いていくのがおいしく仕上げるポイントだそうですよ。まさにプロの技ですね。

にんにくが色づいたら一度取り出します。

強火にして油の温度をしっかり上げて卵の白身を加えて揚げ焼きにしましょう。油はねにご注意ください。

こんな感じに焼けました。これだけ見ると不思議な物体です(笑)。焼けたら一度取り出しましょう。

冷めたら一口サイズに切り分けます。
作り方④トマトソースを作る

火を中火にし、フライパンにミニトマトを入れます。
断面から焼いていきましょう。炒めずに、焼き目をつけるようにミニトマトをしっかり焼くことで旨みがぐっと増しますよ。
ミニトマトに焼き色がついたら、唐辛子を入れます。
筆者は子ども達と食べるので、この手順は飛ばしました。

にんにくを戻し入れ、しっかり焼けたらパスタ湯をお玉1杯ほど入れ、にんにくとミニトマトを潰します。

やわらかくなっているのでヘラなどで簡単に潰せましたよ。

ミニトマトの形がなくなったら見た目はすっかりトマトソースです。しっかり煮詰めておきましょう。
作り方⑤パスタを茹でる

パスタは袋の表示時間よりも1分短く茹でます。
今回は9分茹でのパスタだったので、8分間茹でました。
作り方⑥パスタとソースを和える

茹で上がったパスタをソースのフライパンに移し、よく和えましょう。

水分が足りなければお玉半分ほどのパスタ湯を加えて様子を見ながら調節します。

揚げ焼きした卵の白身を加え、

極弱火にして②のソースを加え、とろみがつくまで混ぜ合わせます。重たい場合は、パスタ湯を加えてくださいね。
卵の白身を入れたあとは、崩れ過ぎないように優しく混ぜましょう。
この混ぜているシーンでYouTubeの動画内では、あまりのそそる見た目に弓削啓太シェフ本人も「やっば、やっば〜!」と大興奮。

全体的に混ぜ合わさったら完成です。
器に盛ったらできあがり!
プロの技が満載!材料からは想像できないトロッと濃厚なパスタに

完成した「トマトと卵のスパゲッティ」がこちら!
ご覧ください、このとろみ感。
卵の黄身と白身を分けてそれぞれで調理したからなのですが、これほどまでに素材のポテンシャルが引き出せるとは驚きですね。

生クリームや特別なソースは入れていないのに、こってり濃厚なクリームパスタのようになりました。

一口食べると、ガツンとにんにくの香りが口いっぱいに広がります。これほどまでにんにくの風味が豊かなのにはびっくり!
弓削啓太シェフもご自身のYouTubeのなかで「ペペロンチーノのようなカルボナーラのようなスパゲッティ」と話されていたのですが、まさにペペロンチーノとカルボナーラのおいしいとこどりのようなパスタです。

今回、ベーコンや肉類などは全く入っていないのですが、揚げ焼きにした卵の白身が具材のような役割をしてくれています。
全体的に濃厚なパスタですが、ミニトマトをたっぷり使っているのでミニトマトの酸味と旨みとフレッシュさも味わえてとてもよいバランス。
満足感がありながら、こってりしすぎずおいしくいただきましたよ。

にんにくをオリーブオイルでじっくり焼いたり、焼き色がつくまでミニトマトを焼いたり、普段の料理ではなかなかしない手順が旨みを爆増させていたのでしょうか。
まだかな?もう大丈夫かな?と少し不安になりながらの調理でしたが、結果おいしく作れて大満足です。
ミニトマトと卵とにんにくの旨みをぎゅーっと最大限に生かしたパスタ。
いつものパスタに飽きてきてしまったら、プロの技満載の「トマトと卵のスパゲッティ」、ぜひ一度作ってみてくださいね!