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暑い夏、赤ちゃんの水分補給についておさらい!

この記事では、離乳食インストラクターの中田 馨さんが赤ちゃんの水分補給について紹介しています。大人が気にかけて水分を与える必要があり、「水分はこまめに飲ませる」「ジュースではなくお茶や湯冷ましにする」「離乳食に汁ものを用意する」などがポイントだそうです。

水分補給のイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。夏場、特に赤ちゃんのお世話で気をつけてたいことは水分補給です。赤ちゃんにはどれだけ水分が必要なのか? これで水分補給は足りているのか?など、気になる方も多いのではないかと思います。今日は、赤ちゃんの水分補給のお話をしたいと思います。

 

水分が不足するとどうなるの?

水分が不足すると、脱水症状を起こすことがあります。赤ちゃんの体は小さく、体温調節機能が未発達です。大人は体内水分量が60%ですが、赤ちゃんは70~80%ととても高く、大人に比べて水分が必要ということになります。

 

赤ちゃんは自分から水分を「欲しい」と言えないですよね。だからこそ、大人が気にかけて水分を与える必要があります。

 

脱水症状の見分け方

どんな状態が脱水状態なのか。目安があるとわかりやすいですよね。
 

・機嫌が悪い、元気がない
・顔が赤い
・くちびるが渇いている
・脈が弱い
・発熱している

 

などなど。いつもと赤ちゃんの様子が違うときは注意してください。

 

水分補給を心がけよう

赤ちゃんに水分補給をするために心がけたいことがあります。

 

水分はこまめに飲ませる

水分はこまめに飲ませるようにします。授乳の時間や、朝、昼、夜の離乳食以外にも水分を飲みましょう。たとえばお外遊びのとき、お昼寝から起きたとき、お風呂上がりに。ママのルールを決めてもいいですね。

 

ジュースではなくお茶や湯冷ましにする

水分は、お茶か湯冷ましをおすすめしています。ジュースやベビー用イオン飲料は、甘いので飲ませないようにしましょう。

 

一回の目安量

どれくらいの量が適量なのかって、なかなかわからないですよね。目安として、生後0~5カ月なら1回20~30ml、生後6~11カ月で30~50mlを目安にしてみてくださいね。

 

食事の前は大量に与えない

食事前にたくさん水分を飲んでしまうと、おなかがいっぱいになってごはんをあまり食べてくれないことがあります。飲むとしても少量を心がけましょうね。

 

離乳食に汁ものを用意する

離乳食に汁ものを用意すると、自然と水分を体に入れることができますね。ご飯(おかゆ)にも、水分が多く含まれています。

 

 

暑い夏。赤ちゃんだけでなくママも水分はしっかりととるようにしてくださいね。特に、授乳中のママは普段の夏以上に水分を摂るよう心がけてください。

 

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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