問題
選手が背負う「背番号」はファンにとってもおなじみですが、実は審判(レフェリー)もユニフォームに番号をつけているスポーツがあります。
では、次のうち審判のユニフォームに「背番号」がないスポーツはどれでしょう?

-
プロ野球(NPB)
-
アイスホッケー
-
15人制ラグビー
正解と解説

正解は… 3. 15人制ラグビー です!

15人制ラグビー:番号よりも「権威」
ラグビーの審判(レフェリー)は、試合を支配する絶対的な権威を持つ存在です。
「番号で管理された個人」ではなく、ルールを体現する「レフェリーという唯一無二の役割」そのものが重視されるため、背番号で識別する必要がないと考えられています。
審判のシャツには大会ロゴなどは入りますが、背中や袖に番号は入りません。
プロ野球:実は「袖」に隠れている!
「プロ野球の審判に背番号なんてあったっけ?」と思う方も多いかもしれませんが、実はユニフォームの「袖(そで)」にしっかりと審判員番号が入っています。
▲NPB審判ウェア
かつては背中に大きく書かれていましたが、現在は「審判は目立ちすぎない」という美学からか、袖に控えめに配置されるようになりました。
アイスホッケー:ゼブラ模様に番号
「氷上の格闘技」と呼ばれるアイスホッケーの審判は、白黒のシマシマ(ゼブラ)模様の背中に番号が入っています。
▲第91回全日本アイスホッケー選手権大会
試合のスピードが非常に速く、激しい接触も多いため、どの審判がペナルティ(反則)を取ったのかを記録係が瞬時に判別できるように、あえて目立つように番号が振られています。
ですが、"ゼブラ模様に番号”はプロや国際大会のお話。
アジアリーグ(プロ)や世界選手権、オリンピックなどのトップレベルの試合では、背番号が必須となります。
・理由: 記録の厳密さが求められ、審判のジャッジそのものが世界的な評価対象になるため、個人の識別番号(ライセンス番号)として機能しています。
国内の地方大会やアマチュアの試合では、審判に固有の背番号を割り振らないことが多いです。
▲名古屋オルクスVS東京ワイルズ 試合風景(2024年11月16日)
・理由: プロや国際大会(IIHFなど)と違い、審判員の数も限られており、名前や役割(主審・副審)だけで十分に識別・管理ができるためです。
豆知識:番号が「ある」のと「ない」ので何が違う?
実は、審判に番号があるかどうかは、そのスポーツの「考え方」が表れています。
番号があるスポーツ(野球、ホッケー、NBAなど):
審判を「個人」としてデータ管理し、ジャッジの精度を評価するアメリカ流のプロスポーツ文化が背景にあります。
番号がないスポーツ(ラグビー、サッカー、テニスなど):
審判を「試合の一部(役割)」として捉え、伝統や権威を重んじる欧州発祥のスポーツに多い傾向があります。