突然の婚約破棄
式場も決まり招待客のリストアップをしていた矢先、彼が突然「結婚式をキャンセルしたい」と言い出しました。
問い詰めると、同窓会で再会した元同級生と浮気し、そちらと結婚したくなったとのこと。
さらに私の心を深くえぐったのは、彼が放った信じられない言葉でした。「お前は施設育ちの高卒だから、うちの家柄には釣り合わない。彼女は大卒だし、親戚に紹介しても恥ずかしくないんだよ」と。
自分の生い立ちを理由に婚約破棄され、あまりのショックで目の前が真っ暗になり、悔しさと情けなさで胸が張り裂けそうでした。
義母へ報告すると…
悲しみと怒りで心が引き裂かれそうになりながらも、私は彼のお母様へ正直に事情を話し、結婚式はできなくなったと報告しました。
身を引く覚悟を決めていた私に対し、理由を聞いたお義母様は烈火のごとく怒り出したのです。「こんなにいい子を裏切って、生い立ちを侮辱するなんて絶対に許さない!」
お義母様は私の味方となり、彼に現実を突きつけるためにすぐさま行動を起こしてくれました。
ただの婚約者でしかない私を、これほどまでに本気で守ろうとしてくれる人がいることに、冷え切った心が少しだけ温まるのを感じていました。
突きつけられた現実
数日後、彼と浮気相手はお義母様に呼び出され、厳しい現実を突きつけられることになります。
「勘違いしないで。あなたが不自由なく暮らせているのは、私たちの援助があるからよ」
「あなた自身のお金で裕福なわけじゃないの。今後一切の援助は打ち切りますし、これまでのように実家の恩恵を受けられると思わないことね」
親のすねをかじって見栄を張っていただけの彼に対し、お義母様は毅然とした態度で家族としての支援を断ち切る宣言をしました。
すると、「裕福な実家を持つ彼」というメッキが剥がれた途端、浮気相手の女性は手のひらを返し、あっけなく彼を振って去っていったそうです。
前を向いて歩き出した新しい日常
最終的に彼は浮気相手を失っただけでなく、高額な結婚式のキャンセル料や私への慰謝料も全額自腹で支払うことになりました。
実家からの援助も絶たれたため、カツカツの生活を送りながら肩身の狭い思いをしているようです。
彼のお母様からは「本当にごめんなさいね。でも、これからもたまにはお茶でもしましょう」と温かい言葉をいただき、今でも良き相談相手として交流が続いています。
理不尽な裏切りには傷つきましたが、きっちりとけじめをつけたことで心はすっかり晴れやかになり、今は自分らしい新たな人生を清々しい気持ちで歩んでいます。
◇ ◇ ◇
結婚式直前の裏切りや生い立ちを否定される心無い言葉は、本当にショックでお辛かったと思います。しかし、お義母様が最大の理解者として守ってくれたことで、心晴れやかに新しい一歩を踏み出せて本当によかったです。理不尽な仕打ちを受けた際は一人で抱え込まず、信頼できる人に頼るなど自分の笑顔やこれからの人生を守るための選択をしていきたいですね。
【取材時期:2026年3月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※一部にAI生成画像を使用しています。