静かにしてあげる作戦
長女には、小さいころから生理の話をしていたおかげもあって、彼女は「女性には生理があり、そのときは体調を崩すことも多い」ということを理解していました。
ある生理2日目の休日の朝、ソファで休む私を見て、長女が「今日は、ママを助けてあげる作戦をたくさん考えるね! “しずかデー“にするね」と宣言。テレビの音量をそっと下げ、赤ちゃんにも「ママ、いたいいたいだから、小さな声ね」と指示をしていました。
さらに、私が生理痛で顔をしかめていたときには、駆け寄ってきた長女は「いたいのいたいの、とんでいけ!」と私のおなかに両手をあてたあと、「ママのいたいいたい、私が半分もつね」と真剣な表情に。言葉だけですが、長女の温かい言葉に本当に痛みが和らいだ気がしました。
その後も、長女は折り紙を黙々と折りながら、時々赤ちゃんがぐずると私の代わりに「どうしたの?」と妹の顔を覗いて、遊んでくれていました。そのやさしさが胸にしみました。
スーパーで助けてあげる作戦
その後、娘2人とスーパーへ買い出しに。そこで私は急におなかが痛くなり、トイレに駆け込みました。すると問題発生! 次女がスーパーのトイレに備わっているベビーチェアから脱走しようと前のめりに。私は生理中なのを一瞬忘れ、娘が落ちないよう必死でおさえました。その際、経血がポタポタと床に垂れて……。
「どうしよう」と思っていると、長女が私の異変に気づいたのかドアの外から静かに「私も入ろっか?」と助け船をだしてくれました。
外に誰もいなかったようで、ドアを少し開けその隙間からするりと長女が入ってきてくれました。長女に助けてもらいながら、私はなんとかナプキンを替え、垂れた経血を拭き取ってひと安心。そして、無事スーパーで買い物をして帰宅することができました。
長女もまだまだ甘えたい年ごろだと思いますが、妹が生まれたことで「お姉さん」になっていっているように感じます。彼女の小さな思いやりは、私を強く支えてくれました。長女が幼いころから生理の話をしていたこともあって、彼女は生理を自分なりに理解して動いてくれているのだろうと思うと、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
著者:伊東理恵子/30代女性・2018年生まれ、2025年生まれの姉妹と夫との4人暮らし。育休や仕事復帰を経て、10年以上商社の営業事務に従事。子育てジャンルの記事をはじめ、美容にも関心が高く、美容記事も執筆中。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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