下校中の息子が目の前で…
小学校入学から2カ月。息子はまだ新しい友だちの名前を覚えきれていなかったものの、学校生活にもだいぶ慣れてきた6月のことです。
普段は学童に通う息子ですが、私や夫の仕事が休みの日は歩いて下校してきます。家までは徒歩10分もかからない距離ですが、友だちと一緒に帰るひとときは、息子にとって特別な時間でした。
学校から届く下校予定時刻の目安をもとに、「そろそろ着くころかな」と私は家の外で待っていました。しばらくすると、同じ黄色い帽子を被った友だちと楽しそうに帰ってくる息子を発見!
わが家の前は車通りの少ない狭い道。少し先に横断歩道があるのですが、私の姿を見つけた息子は、ついそのまま道を横切ってこちらへ来ようとしてしまいました。
「ちゃんと横断歩道まで行って渡りなさい!」と声をかけようとした、そのときです。一緒にいた友だちが「今だ!」と叫び、息子のランドセルを後ろからドンッと押したのです。
ちょうどそのとき、1台の車が迫っていました。
「危ない!」
心臓が止まる思いでしたが、幸いにもドライバーの方が気をつけて減速しながら走ってくれていたため、すぐに停車して事なきを得たのでした。
間一髪で事故を免れた息子は、運転手さんに頭を下げ、友だちと別れて無事に帰宅。事故には至らなかったものの、目の前で起きた光景に私は激しく動揺しました。
この出来事をきっかけに、私たちは改めて交通ルールを話し合い、約束ごとを決め直しました。
・必ず横断歩道がある場所まで行って渡ること
・友だちに「行ける!」と言われても、必ず自分で左右を確認すること
・危ないと感じた場所があれば、すぐに親や先生に教えること
「もう小学生なのだから」という油断があったことを猛省。息子はまだ、大人の見守りが欠かせない小学1年生なのだと改めて痛感しました。
小学生になったからといって、何でもひとりでできるわけではありません。本人が気をつけていても、周囲との兼ね合いで思わぬトラブルに巻き込まれることもあるのだと学びました。
これからは、決めた交通ルールを息子がどんなときでもしっかり守れるよう、繰り返し伝えていきたいと思います。また、私自身が運転する際も、「誰も来ないだろう」ではなく「来るかもしれない」と注意しながら、安全運転に努めるつもりです。
著者:山本 ももこ/30代女性。2018年と2022年生まれの男の子のママ。事務職。長男とKPOPの推し活中。近所に農家をしているおじおばが住んでおり、子どもたちは大人に囲まれて暮らしている。
イラスト:あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)