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兄の他界後、姪からのSOSで判明した義姉の豹変→「今娘と寝るところ」嘘の裏に隠されていたのは…

兄が不慮の事故で急逝してから数カ月。義姉は「心機一転、隣町で娘とふたりで頑張る」と告げ、早々に引越しを決めました。

兄と特に仲が良かった私は、姪のことが心配でなりませんでした。しかし、健気に「前を向かなきゃ」と語る義姉の言葉を信じ、そっと見守ることにしたのです。

「仕事で遅くなるときや、困ったときはいつでも頼ってね」と伝えると、義姉は「ありがとう、心強いわ」と笑っていました。そのときの私は、義姉が新しい生活に対して並々ならぬ覚悟を持っているのだとばかり思っていたのです。

ところが、引越しからしばらく経つと、義姉の態度が豹変しました。両親が「孫に会いたい」と言っても、「今はバタバタしていて余裕がない」「会うと思い出してつらいから、そっとしておいてほしい」と拒絶されるようになったのです。

 

あまりにしつこくしては悪いと思い、しばらく距離を置いていましたが、私の心には小さな違和感が積み重なっていました。義姉は再就職したと言っていましたが、連絡をしても、返ってくるのは素っ気ない定型文ばかり。

 

以前はあんなに姪の写真を送ってくれた義姉が、なぜ……。胸をざわつかせる嫌な予感は、最悪の形で的中しました。

スマホに届いたSOS

ある夜、私のスマホに一件の通知が届きました。電話をかけてきたのは姪です。

 

「あのね、めいわくじゃない……?」と怯えるように話す姪……。話を聞くと、信じられない事実が次々と発覚したのです。

 

義姉は仕事だと言って夜遅くに帰る日も多く、姪はその度にひとりで夜を過ごしていました。「ママが、おばちゃんたちはもう家族じゃないって言ってた。迷惑だから連絡もするなって……」という言葉に胸が締め付けられます。

 

さらに、決定的なひと言が私を動かしました。「でもね、今、お熱があって困ってるの……」

荒れ果てた家の中で…

私はすぐに姪のもとへ駆けつけました。たどり着いた家は、おそらく長いこと掃除をしていない散らかりっぷり。ゴミも散乱していました。

 

姪のために用意されていたのは菓子パン数個。もちろん義姉の姿はありません。

 

そんな中体調の悪い姪はひとりで震えていました。義姉が出かけていった後に体調が悪くなったようですが、いくら電話をしてもつながらず、不安になった姪は私に連絡をしてきたのです。

 

「心細かったよね、もう大丈夫だよ」姪を抱きしめると、彼女は私の服を固く掴み、堰を切ったように泣きじゃくりました。


姪を実家に預けた後、私は胸に渦巻く不信感を拭えず、兄と義姉の共通の友人たちに連絡を取りました。そこで耳にしたのは、あまりに非情な事実です。義姉は兄が遺した多額の保険金や遺産を手に、夜な夜な特定の男性と遊び歩いているというのです。

 

当初は同情していた友人たちも、彼女の度を越した振る舞いに呆れ果て、今では誰も連絡を取っていないとのことでした。さらに衝撃的だったのは、不倫の事実です。その男とは、兄が生きていたころから関係を持っていたことが発覚しました。

 

義姉の嘘

義姉とようやく連絡が取れたのは、深夜のこと。電話の向こうで、彼女はあくび混じりの声で「娘と寝るところだ」と、平然と言ってのけました。

 

しかし姪は私と一緒に実家にいます。私は冷静に、その嘘を打ち砕きました。「おかしいですね。姪なら今、私の隣にいますが」

 

絶句する義姉に対し、私は声を震わせながら怒りをぶつけました。ネグレクトに不倫、そして遺産の浪費——。彼女は「夫を亡くして精神的に不安定だったの」と、涙声で自己弁護を始めました。

 

しかし、高熱を出して暗い部屋で震えていた姪の姿を思えば、そんな身勝手な言い訳が通用するはずもありません。

義姉の末路

私はすでに、義姉の父親……つまり姪の祖父に、母を通じてすべて報告していました。正義感が強い実父は、義姉にとって誰よりも恐ろしい存在であることを、私は知っていたのです。

 

それを聞いた義姉はパニックに陥りました。「助けて! 謝るから!! お父さんは怒ると何をするかわからないの!」と泣きついてきましたが、姪を孤独の淵に追いやった彼女を助ける義理など、私には微塵もありませんでした。

 

「あなたが謝るべきなのは私じゃなくて、姪と、天国の兄じゃない?」そう言い残し、私は通話を切りました。

 

その後、義姉は義父によって連れ戻され、義父を恐れた不倫相手にも見捨てられてすべてを失ったよう。さらに、児童相談所の介入により姪は実家で保護され、義姉の親権については制限の手続きが進められることになりました。兄が遺した財産も、専門家を交えて姪のために厳重に管理されています。

 

姪は少しずつ、以前の明るさを取り戻しています。両親と私で立派に育て上げ、兄がどれほど娘を愛していたか、これから一生をかけて伝えていこうと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

最愛の肉親を亡くした悲しみは計り知れません。しかし、そのつらさを理由に、最も守るべき存在であるわが子をないがしろにすることは決して許されることではありません。

 

「家族だから」と一歩引いて見守ることもやさしさですが、時には勇気を持って踏み込むことが、本当の意味で家族を守ることに繋がるのかもしれません。

 

もし身の回りで虐待やネグレクトの兆候を感じたら、迷わず行政や専門機関へ相談してください。その一歩が、子どもの命を守ることに繋がります。

 

児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」

内容:子育てに関する悩み、しつけ、家庭内の困りごと、虐待かもと思ったときも含めて幅広く相談可能。

電話:189(いちはやく)または0570-783-556(お住まいの地域によっては、この番号に繋がります)

受付:24時間365日、最寄りの児童相談所につながる。

 

親子のための相談LINE(こども家庭庁)

内容:育児の悩みや心配をスマホから気軽に相談できる。

方法:公式サイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/kodomo/kodomo_kosodate00001.html)からLINE追加→チャット相談。

時間:原則24時間対応(返答は時間がかかる場合あり)。

 

 

【取材時期:2026年2月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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