9月のイベントといえばお月見!今年は9月27日が中秋の名月です。そんな秋ならではの絵本を3冊ご紹介します。
うさぎちゃんのためにがんばるおばけ
ママとはぐれてしまったうさぎちゃんのために、おばけちゃんはおつきみのしたくをします。ところが肝心なおだんごがない!「おだんごがなくちゃいやだ!」といううさぎちゃんに、おばけちゃんはどうやって喜んでもらおうとするのでしょうか?
せなけいこさんらしい、可愛らしいおばけちゃんとうさぎちゃんの掛け合いが魅力。
作・絵:せなけいこ(ポプラ社/950円)
人気シリーズの第10弾はむし!
あかちゃんのために考えて作られた型抜きしかけ絵本。秋といえば、とんぼ、鈴虫、コオロギなどなど虫の季節でもあります。全ページ鮮やかな色と虫の型抜きがされていて、目で見て手で触って楽しい絵本です。
作・絵:いしかわこうじ(ポプラ社/950円)
かわいいひよこが鳴き声をとりかえっこ
おさんぽにでかけたひよこが「ぴよぴよ」という鳴き声を、つぎつぎととりかえっこしていくお話。ねずみさんの「ちゅうちゅう」、ぶたさんの「ぶうぶう」。最後はどうなるのでしょうか?赤ちゃんの大好きなオノマトペがいっぱいで、幼稚園や保育園では読み聞かせの定番になっています。繰り返し読んでも飽きない名作です。秋のおさんぽのワンシーンにぴったりです。
作:さとうわきこ・絵:二俣英五郎(ポプラ社/1,296円)
赤ちゃんと一緒に絵本を読んだあとは、お月見を楽しんだり、公園で虫を見つけたり、動物とふれあったりもしてみましょう。「あ、絵本に出てきた虫さんだね」と話しかけると、赤ちゃんもきっと喜んでくれますよ。