義母から「孫が結婚するからお相手を連れてうちにごあいさつに来る」と聞かされたまる子さんは、義母に頼まれた焼き菓子と飲み物を用意し、夫とも相談の上でご祝儀を包みました。ところが、当日、焼き菓子をチェックしに来た義母は、そこに用意されていたご祝儀を見て「式は挙げないんだからご祝儀はいらない」と言いだしました。まる子さんはその意味が理解できず夫に相談しますが、夫からはそのまま渡すように言われたので、そうしました。夫いわく「義母は、ご祝儀は本人ではなく家に渡すものと考えているのではないか」とのことで、家によっては親が式を用意することもあるため、「式を挙げない=ご祝儀はいらない」という考えになるのかもしれないと、まる子さんも納得しました。
ちゃんと運用しているのに

夕食後、片付けをしているところに、義母がやってきました。

洗い物をしている横で、どこかで仕入れてきたらしい情報を話し始めます。

なんのことだろう……?

何か不快になる話のようです。私なりに考えを巡らせて……。

私が一人防災訓練で使用している、貯水のことだと気付きました。常温での保管は3日までにしていて、どんどん新しいものと入れ替えているので、義母が心配するようなこともないと思うのですが……。

義母は私がずっと同じ水を保管していると思っているのか……。正直、説明するのも面倒くさいです。

とりあえず、義母の言うことに同意しているように「へえ~」と大きくうなずいておきました。
夕食を終えて片付けをしていると、義母がキッチンにやってきました。洗い物をしている私に、自分が仕入れた情報をひたすら聞かせてきます。「ペットボトルとか弁当の入れ物とか……ずっと使っているとアレだって」と言っていて、「なんかヤダよね」と……。私には何のことかすぐにはわからなかったのですが、しばらく考えて私が防災用に空のペットボトルを再利用して貯水していることを言っているのだと気付きました。
水道水の常温保管は3日までという情報を得た私は、一人防災訓練でギリギリ使い切れる1日15本を3日分、つまり45本を貯水しています。45本を超えたら古いペットボトルを新しいものと入れ替えていて、最近は暑くて水をよく飲むこともあって、入れ替えのペースも早くなりほぼ新しいものが貯水されている状態です。しかし、義母はどこかで「ペットボトルの再利用は体によくない」という情報を得たので、私に忠告をしているのだと思います。
別に水をずっと貯めているわけではないのですが、いちいち説明をするのも面倒くさいので、義母の話には「へえ~」と大きくうなずいておきました。貯水は私が勝手にやっているだけなので、心配なら別に使わなくても何も問題はありません。考え過ぎかもしれませんが、自分の努力を否定されたみたいで、モヤモヤしてしまいます……。だって、義母の部屋には10年ものの未開封のペットボトルがあるのだから……。
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今は情報があふれている時代なので、自分に関係がありそうなことでネガティブな発信を見てしまうと、心配になるのは仕方がないのかもしれません。否定から入られると嫌な気持ちになるのは皆同じだと思うので、何か気になることを見つけたら、事実確認から始めるようにしたり、言葉選びに気を付けたり、小さな配慮が大事ですね。
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