料理人直伝!失敗しない鶏ささみのベストな茹で方

今回挑戦したのは、日本テレビ『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』で紹介された「パサパサしがちな鶏ささみ しっとり仕上げる4つの工夫」です。
この番組は、ヒロミさんと小泉孝太郎さんがMCを務め、達人たちの“神ワザ”を紹介する人気バラエティ。
今回この方法を教えてくれたのは、包丁料理人・おいりさん。
“包丁の神”として知られ、これまでの放送でも、変色しにくいりんごの切り方や、切り方だけで食感が変わるキャベツの千切りなど、目からウロコの技を数多く披露してきました。
そんなおいりさんが教えるパサつかない鶏ささみの作り方。これはもう、試してみるしかありません!
包丁料理人・おいりさん直伝「鶏ささみをしっとり仕上げる4つの工夫」

材料(鶏ささみ3本分)
・鶏ささみ…3本(約200g)
・塩…12g
・砂糖…12g
・水…1.2L
作り方①フォークで筋を取る

まずは、鶏ささみの筋取りから。一般的には包丁でそぎ取ることが多いですが、途中で切れてしまったり、奥に残ったり意外と難しいですよね。
そこで使うのは、フォーク1本だけ。
鶏ささみから出ている筋の先端を、すべらないようキッチンペーパーでつかみます。筋の下にフォークを差し込んだら、そのままスーッと引っ張りましょう。

これだけで、きれいに筋が取れます。包丁いらずで、安全なのもうれしいところです。
作り方② お湯を沸騰させる

次のポイントは、茹でるときのお湯の量です。鶏ささみ3本に対して、お湯は1.2リットル用意します。
「1リットルでも十分なのでは?」と思ってしまいますが、ここは必ず1.2リットル用意するのがコツ。
理由は、火を止めたあとの余熱で中までじんわり火を通すためです。お湯の量が少ないと温度が下がるのが早く、中心までうまく火が入らないのだそう。
お湯の量ひとつで仕上がりが変わるなんて……。おいしく仕上げるためには、大切なポイントなんですね。
作り方③お湯に塩と砂糖を加える

お湯を沸かしたら、塩と砂糖をそれぞれ1%加えましょう。
分量の目安としては、1.2リットルのお湯だったら、塩が12g、砂糖が12gということになります。大さじ1(約15g)より少なめが目安です。
砂糖を加えることで、肉の保水力がアップ。これが、パサつかず、みずみずしい仕上がりになる最大の理由です。
作り方④火を止めて15分放置する

沸騰したお湯に鶏ささみを入れたら、すぐに火を止めます。

フタをしたら、そのまま15分放置しましょう。余熱だけで、しっかり中まで火が通ります。
※加熱時間は目安です。鶏肉の大きさやお湯の温度によって火の通り方が異なるため、なるべくたっぷりのお湯を沸騰させてからすぐに投入し、中心までしっかり火が通っていることを確認してからお召し上がりください。
作り方⑤鶏ささみを横向きにカットする

15分後、鶏ささみを取り出してカットします。
鶏ささみの繊維は縦に走っているので、繊維を断ち切るように横向きにカットすると、よりしっとりした食感になるんだそう。
たしかに、縦向きに切った方は、断面がボソボソしています。

最後にお皿に盛りつけたら完成です。
【実食】パサつきゼロ!驚きの仕上がり

箸で持ち上げた瞬間、ふるんと揺れるやわらかさにびっくり。「これが本当に鶏ささみ?」と疑いたくなるほどのプルプル感です。
食べた瞬間、なめらかでしっとりした口当たりに感動。今まで自分で作って食べていたものとは、まるで別物です。
サラダチキンのようなほどよい塩気もあって、何もつけずそのままでも十分。気づけば、そのまま何切れもつまんでしまいました。

実はこれまで、鶏ささみはどうしてもパサつくイメージで積極的に食べたいとは思えなかったのですが、あまりのおいしさに、すでに何度もリピート。
苦手意識がすっかりなくなり、わが家の定番になりそうです。
簡単な方法で大変身!
サラダや和え物、作り置きにも使いやすいので、ぜひ一度、この方法で試してみてくださいね。鶏ささみの印象が変わったと思えること間違いなしです。