保育士が教える!後悔しないファーストシューズの選び方

2019/09/07 20:00
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保育士の中田馨さんがファーストシューズの選び方について教えてくれました。ファーストシューズとはどんな靴なのか、いつごろ用意したらいいのかなどをまとめて解説!

 

こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんはあんよができるようになってくると、そろそろ靴が必要になってきます。赤ちゃんが初めて履くファーストシューズは、デザインも気に入ったものを選びたいですし、赤ちゃんにとって負担が少ない靴を選んであげたいですね。

 

保育所でも「どんな靴がいいでしょうか?」と質問されることもあります。一方、赤ちゃんが履いていて「歩きにくそうだな」と感じるものもあります。今回は保育所での経験をふまえつつ、ファーストシューズを選ぶポイントを紹介します。

 

ファーストシューズってどんな靴?

歩き始めのころの赤ちゃんの足の骨は、ほとんど軟骨で変形しやすいといわれています。赤ちゃんの足の裏を見てみましょう。そして、大人の足と比べてみましょう。気付いたことはありませんか? そう、赤ちゃんの足の裏には土踏まずがありませんね。そして、かかとの割合が少ないのです。

 

このころの赤ちゃんは足の外側で着地をして、かかとを浮かせ気味にして歩いています。つまり、全身をしっかり支えることがまだ難しく不安定です。ですので、未熟な赤ちゃんの足をサポートするためにファーストシューズが必要なのです。

 

いつごろ用意したらいい?

赤ちゃんがつかまり立ちや伝い歩きを始めたら靴を買ってしまいそうですが、それは少し待ってください。まだ赤ちゃんがいつ歩き始めるかはわかりません。赤ちゃんの足はすぐに大きくなってしまいます。早めに買ってしまうと、いざ履くときに「小さくて履けない!」なんてこともあるかもしれません。

 

ファーストシューズを買うのは10歩以上歩くようになってからを目安にしましょう。まだ、頻繁に使うわけではありませんので、1足あれば十分です。また、ファーストシューズを選ぶときは、デザインももちろん大切ですが、一番は赤ちゃんにとって履き心地がいい靴を選ぶということです。


サイズの測り方

ファーストシューズを選ぶときの赤ちゃんの足のサイズのはかり方です。お店によってはシューフィッターの資格を持った店員さんがいるところもありますので、アドバイスを受けながら測るととてもいいですね。
 

1. 足の大きさを測る

お店で足のサイズを測ります。かかとを目盛り0に合わせて、人差し指を中心の線に合わせます。赤ちゃんによっては指を丸めていますので、優しく伸ばしましょう。

 

2. 試し履きする

足のサイズと同じ靴なら何でもいいわけではありません。赤ちゃんは一人ひとり足の形が違います。横幅が細い子もいれば、甲の高い子もいますので、必ず試し履きをしましょう。靴を選んで履いたらかかとを合わせます。つま先や横幅などにどれだけ余裕があるかを確かめましょう。つま先には5mm程度の余裕があるといいです。

 

ファーストシューズの選び方のポイント

・履き口が大きく広がって履かせやすい
・つま先に厚みがあり、少し反り返っている
・甲の高さなどに合わせて調節できる
・底に適度な弾力がある

 

赤ちゃんに履かせる前に、靴を触って上記をチェックしてみましょう。これまで、保育所で経験した中では、布製のやわらかすぎる靴や底面がぺったんこの靴は、赤ちゃんが歩くときに不安定になり、外靴としては不向きな場合が多いです。やわらかいながら、ある程度かっちり感があるほうが、安定して歩くことができます。

 

嫌がって靴を履かないときはどうすればいい?

生まれたときから、靴を履かずに過ごしてきた赤ちゃん。急に足に少々重めの靴を履かされると、違和感を感じて嫌がる赤ちゃんもよくいます。靴は履いてくれても、足を床につけてくれず立とうとしない子もいます。お店で嫌がった場合は、いったん買わずに帰りましょう。ここで無理強いすると、靴へのイメージが悪くなりますので「靴選びはまた次回」にしてもOK。

 

10歩以上歩けるようになったら靴を選ぶ時期と書きましたが、もっと歩けるようになってからでももちろん大丈夫です。それまでは、室内で十分に歩く経験を積んでいきましょう。

 

 

赤ちゃんの足は、大人が思うよりも相当早いスピードで大きくなっています。「早めに買って、ファーストシューズがほとんど履けなかった」と言うパパやママを何人も見ています。赤ちゃんの発達とペースに合わせて購入を考えてくださいね。

 

著者

保育士 中田馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長


0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨“和の離乳食レシピ”blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。BLOG:「中田馨“和の離乳食レシピ”blog



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