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義母「3月の10万まだ?」夫に内緒でお金を要求…私「他人に仕送りはできません」1年半後、義家族は

義母から初めて「お願いがあるんだけど」と連絡が来たのは、結婚してしばらく経ったころのことでした。何事かと思って話を聞くと、頼みごとの内容はまさかの「仕送りを送ってほしい」というもの。しかも理由は、生活に困っているからではなく……。

義母の借金理由にあ然…“今回だけ”のつもりが

パチンコでお金を使いすぎてしまったからだというのです。

 

私は耳を疑いました。義母は年金を受け取っているはずですし、まさか嫁である私にお金を無心してくるなんて思ってもいませんでした。さらに話を聞くと、近所の人からもパチンコ代のためにお金を借りていたらしく、その返済のためにもお金が必要だといいます。

 

さすがにあきれましたが、「今回だけなら」と思ってしまった私も甘かったのかもしれません。しかも義母は、このことを夫には内緒にしてほしいと念を押してきました。夫は転職後に収入が下がっており、私のほうが収入が多くなっていたため、夫ではなく私を頼ったようです。

 

当時の私は、家族なのだから助けるべきなのかもしれないと、自分に言い聞かせていました。けれど、その“今回だけ”のはずの援助は、ずるずると続いていくことになったのです。

 

義母の無心はエスカレート…ついに勤務先にまで

それからというもの、義母はたびたび私に仕送りを求めてくるようになりました。最初は一時的な援助のつもりだったのに、気づけば毎月のように連絡が入り、要求される金額も次第に増え、月に10万円ほどになっていったのです。

 

あるときは、頼んだ仕送りがまだ振り込まれていないからと、義母が私の勤務先まで直接やって来たこともありました。さすがにそこまでするとは思っておらず……。

 

その日、義母はお金が急ぎで必要な理由について、悪びれもなく話し始めました。借金したわけではないけれど、行きつけの居酒屋でツケ払いにしてもらっていて、早く返さないと出入り禁止になってしまうのだと言うのです。

 

こちらの家計にも限界があると伝え、少しでも出費を抑えてほしいと頼んだのですが、義母は「年寄りから楽しみを奪うのか」と逆に私を責めてきました。それどころか、「もっと働いて出世すれば給料も上がるでしょ」と無責任なことを言ってきて……。

 

義母「今月もよろしくね」届いた連絡に私は

そんな生活が続くうちに、私の中で少しずつ何かが壊れていきました。義母からのお金の要求も苦しかったのですが、それ以上にしんどかったのは、夫が何もしてくれなかったことです。

 

夫は家事をほとんど手伝わず、私が仕事と家庭の両方を背負っていても、労わるどころか冷たい態度を取るようになっていきました。私のほうが収入が高くなってからは、夫の機嫌はさらに悪くなり、「俺より少し稼いでいるからって調子に乗るな」といった空気を隠そうともしなくなりました。

 

夫婦関係はとうに冷え切っていました。義母にお金を送り続けることも、夫の心ない言葉に耐え続けることも、もう限界でした。私はようやく、自分の人生を立て直すために離婚を決意したのです。

 

離婚後、義母は何も知らされていなかったらしく、「今月分はまだ?生活費がたりなくて……今月もよろしくね」といつものように仕送りを求めてきました。私はそこで初めて、「もう家族ではないので。他人には仕送りできません」と伝えました。
 

 

離婚してすぐ、義母から連絡。話を聞くと

すると義母は激しく取り乱し、「まさか仕送りが嫌で離婚したのか」と問い詰めてきました。私はそれだけが理由ではないと答えましたが、義母からお金を奪われ続けたことが、離婚を決意する大きな要因のひとつだったのは事実です。

 

離婚してすぐ、義母から連絡がありました。今度は、夫が私に謝りたい、復縁したいと言っているという内容でした。けれど私は、その理由が愛情ではなく、私が義母に仕送りをしていたことを夫が知ったからだとすぐに察しました。

 

話を聞くと、どうやら義母にはまだ借金があるようで……。私はきっぱりと、これ以上関わるつもりはないと伝えました。困っているのなら、自分の息子と何とかするべきだと。
 

 

1年半後、再び届いた義母からのSOSに私は…

それから1年半後、また義母から連絡が来ました。今度は、夫が過労と精神的な限界で家を出てしまったというのです。義母の借金返済を手伝うため、夫は本業のあとに夜勤のバイトまで入れて働き続けていたそうですが、ついに耐えきれなくなったのだと思います。

 

親族からも見放され、頼れる相手がいなくなった義母は、最後に私へ助けを求めてきました。けれど、私はもう情けをかける気にはなれませんでした。困ったら誰かに頼ればいい、という姿勢で生きてきた結果が今なのだと思ったからです。

 

私がお金を渡すことを拒むと、義母はようやく働き始めたと親戚づてに聞きました。一方、元夫は失踪したまま。誰も居場所を知らず、連絡も取れないままだそうです。

 

離婚後の私は、仕事に打ち込み、出世して年収も上がりました。今は穏やかに暮らしており、あのとき離婚を決意したのは間違いではなかったと、心から思っています。
 

◇ ◇ ◇


家族だからといって、無理な援助を続けることが正しいとは限りません。今回のように、一度の「今回だけ」が繰り返されるうちに、関係そのものがゆがんでしまうこともあります。

 

お金の問題は、夫婦や家族の信頼関係にも大きな影響を及ぼします。違和感を覚えたときは我慢を重ねるのではなく、第三者に相談するなどして早い段階で線引きをし、自分の人生や心の余裕を守っていきたいですね。

 

【取材時期:2026年3月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています

※一部にAI生成画像を使用しています

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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